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「そんなもん持ち込んじゃダメだろ。営業時間始まってるんだよ。そんなもの持ち込まれたら、景観が壊れる。失せろ失せろ!」
と怒られながら道の駅を出発。景観が壊れるとはどういうことだ。
23キロ南下して、友達からの紹介で秋田市新屋にある秋田公立美術大学に突入。アラヤイチノと呼 ばれている滞在施設(秋美学生のたまり場でもある)に家を置かせてもらった。夜は学生も交えて、 教授の藤浩志さんが鍋パーティーを開いてくれた。 藤さんは日本のあちこちに家を借りていて、それぞれが土地の交流場所になっていると言ってた。み んなのいえ。このアラヤイチノも藤さんが借りてる。こういう場所があるのとないので全然違う。学 生にとっても、たぶん町にとっても。 夜遅くなってから町の町会長も来て宴会にまざっていた。ギターをひきながらOASISを熱唱してる 僕たちを、町会長はめっちゃ暖かい目で見守っていた。「まちにこういう場所があるのをどう思いま すか」と聞いたら「ひやひやする」と笑ってた。

   
土地

 
床下

Posted by satoshimurakami