2013年5月4日(土)24:30 | 

2013年5月4日(土)24:30

今日もビアガーデンの研修だった。4日目。「ロールプレイング」と呼ばれる、ガーデン営業中を模したデモンストレーションのような研修をひたすらやった。スタッフでお客様役と従業員役で別れて、来店→案内→注文→会計→帰る→来店…のくりかえしである。ビアガーデンなので、当然お店は外にある。そして今はまだ5月なので、夕方近くになって陽があたらなくなるととても寒くなる。周辺には高層ビル(文部科学省とか)がいくつもそびえているうえ、すぐ近くに皇居があるので、強風が吹く条件が整っている。とても寒いのだ。毎年夏は超満員らしいけれど、いまは人影もまばらで、大勢で賑わっている様子がいまいち想像できない。

このバイト仲間に前田君という人がいる。彼は26歳で、カメラマンのフリーアシスタントらしい。彼はどうやら飲食店のバイト経験者らしく、お客様へのサービスを模した研修も慣れた様子でこなしている。男連中からは「神」と呼ばれている。

僕の彼女も、ちょっと前にターザンでカメラマンのアシスタントをやっていたから、話をよく聞いたけど、カメラマンの出す指示を先読みしながら、指示が出される前に行動しないといけないらしい。だから、彼女に僕の制作を手伝ってもらった時、その気のまわしように驚いた事が何度もある。だから、カメアシの経験者は、飲食の接客業とか、オールラウンド的な能力が要求される仕事に向いているのかもしれない。

僕は全然だめである。自分で「これほど変われない人間だったか」と、情けなくなるくらいに。思うに僕は、どこかで変な「プライド」を持っているのだろうと思う。

こういうバイトなんかでまだ出会って日が浅い人達と会話をするとき、僕は言葉を発する前に、それを心の中で呟いて、相手がどんな反応をするか、この場の空気にふさわしいか、それは僕が言うべきことか(他の誰かでもいいんじゃないか)、僕が言いたい事はほんとうにこれなのか、等などといろんなことを考えてしまうので、会話がテンポよくいかない。これは昔からその癖があったから知っていたつもりだった。でも、それが僕の持ち味であり、キャラであって、この特製が僕を育ててくれたと思ってた。でもこんな風にバイトをしていると、これは一歩間違えたら「プライド」になりかねない、と思う。プライドは、ただ邪魔なものだ。成長を阻害するもの。変化を止めてしまうものだと思う。

いまここに書いているこの文章。これは僕はネット上にはのせないつもりだから、好きに書きまくっているけど、これを、このままネット上にあげられるか、考えたら、いま僕はそれができそうにない。僕のウェブサイトは母親や実家関係の知り合いもたくさん見ているようだから、なかなか恥ずかしくてアップなんてできない。でも、それはただのプライドなんじゃないか、僕には、かっこつけたり変にキャラを作ったりしていない、ただこうやって好きなように書いた文章を垂れ流しつづけるような、そんな「曝け出し」が足りないんじゃないか、と思う。これが僕の決定的な弱点なんじゃないか。僕のウェブサイトは、ここ一ヶ月近くほぼ更新していない。カウンターは増え続けているから、更新を待っている人はいるはずだ、と思う。でも、僕はいま作家としての僕を「沈黙」させている。だから、なんだか簡単に更新しちゃいけないような気がしてしまう。でも、「こういう理由で、”沈黙”します」と言う勇気もない。これが多分僕の弱点なのだ。僕は、もっと体ごと、社会にダイブさせなければいけない。

2013年5月4日(土)24:30 | 2013 | 未分類 | Comments (0)

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