2013年7月20日21時23分 | 

2013年7月20日21時23分

 

あのバイト生活。逃げたいとしか思わなかった。わいて来る感情は吐き気のみの生活。楽しい仕事なんて無えよ、とチーフが言っていた。なにかに見切りを付けて生きている人達がたくさんいた。

福島の事故で放射能が拡散してから、移住についてずっと考えている。「移住」というのもなんか違う。もっと「生活のありかた」そのものについて。

どこどこに行く、というと仕事はどうするの?そこで何するの?と聞かれる。生活の重心が「移動」ではなく「定住」にあり、そのせいでどこかに逃げようというきも起こらないし、土地のしがらみに振り回されたり、そのはてに思考がとまってしまう。日々の時間を費やすこと、テレビを見るとか(テレビみないで、普段なにしてんの?と言っているバイト仲間の人もいた)車を洗うとか、「旅行」にいくとか、誰が嫌だとか、誰が好きだとか、そういうことに意識が向けられてしまうんじゃないかと思った。この社会では「同じ場所に長くいる」というだけでステータスになってしまう。同じ場所に長くいるだけで、どんな人間でもそこそこの信用と力を手に入れられる。仕事を覚えて給料も上がるし、クビにされにくくなる。人が動かなくなるし、新しく入ってきた人もとてもやりづらくなる。その模様を、バイト生活で見た。

この1パターンだけが生活のありかたで、不満があれば見切りを付けてやっていくしかない、というのは我慢ならない。

もはや「ふつうの状態」という状態は存在しない世界になりつつあると思う。あらゆる状態は「状態a」「状態b」という風に並べられ、選択されるのを待っているように思う。そんな世界がみえる

 

リーダーには、リーダーの言うべき正しさがある。リーダーを糾弾するものは、リーダーを糾弾する者がいうべき正しさがある。リーダーの正しさと、それを糾弾する者の正しさは違う。

しかしいまは、そんな普通の状態ではない。歴史と未来の危機。「成長しなければ」という考えすら見直さなくちゃ行けないところにきていると思う。それに気がついている人もいるだろうに。でも、リーダーはそれを言ってはいけない。今の状態で、リーダーが「成長しなくてもいい」とは言えないのだろう。裸の王様になっている。

 

本当に面白い表現は「何かを志向している状態」のなかに宿るのだと思う。「何かをやりとげた状態」ではなくて、「何かをやろうとするその過渡的な状態が、表現に反映された」そのときに、表現は強く力をもつのだと思う。

2013年7月20日21時23分 | 2013 | 未分類 | Comments (0)

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