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毎日、家を一晩置かせてもらう場所が決まったら必ず写真を撮る。その1枚1枚が、僕がその日一日の生活を完遂した、1日を生きのびたということの証明に なる。居場所を勝ち取ったことの証明になる。並べて眺めると元気をもらえるのだ。
なんだか最近精神的に高ぶっている状態が続いているせいか、からだが休 み方を忘れてしまったようでうまく休めなくなってる。自分の生活が人と比べられないので、どのくらい疲れたら休んだ方がいいのかわからない。今朝ちょっ と人に電話してみたら「お休みなさい」と言われた。休みは自分からとらないといけない、と。考えてみたら今まで「休むために時間を割く」ということをや ったことがない。それを覚えないと死ぬな。昨日お風呂に入ったあとなんかぐったりしてしまって、体が動かなくなった時間があって「過労死ってこういう感 じが続いても休まなかったらくるんだろうなあ」という感覚を覚えた。

今日はお昼ごろに銭湯の駐車場を出発。昨日路上で知り合ってやたら面白がってくれたマジシャン(芸名をのせていいか許可をもらうの忘れた)の家へ向か う。宮城の小京都と呼ばれている村田町というところに住んでいるらしい。ここから22キロ。そういえばいつの間にか宮城県に入っている。今日も国道4号 線を雑草を見ながら歩く。雑草は本当にすごい。トラックが通るたびに大きく揺さぶられるのに彼らは顔色1つ変えずにひょうひょうと生きている。アスファ ルトのちょっとした切れ目にもびっしり生えてる。「隙あらば生きる」って言ってるみたい。命への意志みたいだ。どんな小さな隙間にも死を許さない存在と いうか。雑草はかっこいい。
バイパス沿いのコンビニには、たいてい大型のトラックが何台もとめられて運転手たちが休めるような広い駐車場がある。トラックが本当にたくさん走ってい る。コンビニ前のベンチでカップラーメンをすすっていたら僕の前を30代後半くらいで短髪の見るからにトラックの運ちゃんて感じの人が、缶コーヒーとタ バコとあと何かが入ったビニール袋を持っ自分に活を入れるように頭をぶるぶるとふって通り過ぎた。自分のトラックの運転席に登っていった。歩いている最中にトラックに抜かされると腹が立つけど、 それを運転してる人たちはみんなかっこいい。彼らはその体1つで、長さが10メートル以上あるような巨大なトラックを手なずけて走らせてしまう。この社 会の物流を文字通り体1つで支えている人たち。あんなモンスターみたいな乗り物を動かすのは完全に職人技だな。

途中、大河原町のマックで休憩しようと中に入ったら、僕の前に高校生のカップルがテイクアウトで買っていった。それを、たまたま同じ店内にいた同じ高校の生徒 だと思われる男子2人が、塀に隠れながらカップルをちらちら見ている。良い。

夕方村田町に着いて、マジシャンと合流。奥さんもお子さんもいるパパだった。
「俺は人に応援されなかったから、なんにせよ一人でがんばってる人を見たら応援したい」
と言ってくれた。一緒に仙台の温泉に行って話をした。
「人が何か始めたら『やめたほうがいい。もっとましな仕事した方がいい』とか言う人が必ずいるんだけど。そういうの嫌いなんだよ。じゃあみんな同じよう な人になったらいいのかって。それじゃ世の中まわんねえよ」
「世の中まわんねえよ」っていうせりふの吐き方が印象的だった。
「家がせまいから、君を家に泊めてあげることはできないんだけど」
と言って、アパートの駐車場(やたら広い)に置いた僕の家を自分の車3台で囲って外か ら見えないようにしてくれた。

夜寝る前に、このあいだ放送されて僕も少し映っていたテレビ東京の「日曜ビッグバラエティ」のスレを2ちゃんねるで見つけたので見てみた。見るんじゃなかった。 本当にみんな好き勝手言う。見ていて落ち込んだけど、不思議と腹は立たない。 彼らは自分が何を言っているのかわかってない。自分がなんでこんなせりふを吐いてしまうのか、こういうものの考え方をしてしまうのかを考えたことがない のだ。無理もない。
しかし落ち込んでしまう、というのは問題だな。結構落ちた。。

0605 | 2014 | 未分類 | Comments (0)

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