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3日間いた後輩宅を出発する朝。もともと朝は好きじゃないけど、すこし滞在したところを離れるとなるとなおさらきつい。もう何度も経験したけど慣れるものじゃない。一番気持ちが落ちやすいのは朝なんだ。しかも今日は月曜日で外はずっと雨が降っている。あとになってこう書けるけど、その時はもう本当に落ち込んでどうにもできなくなる。まずここがどこなのか、なんでこんなことになっているのか思い出してなんでこんなことになってしまったんだろう。と、落ちていく。無力感と絶望。東京駅で高層ビル群を見上げた時に感じたものと一緒。でもしばらくじっとしていると体が動いていく。何かの命令に従うかのようにプラス思考になっていく。音楽も手助けしてくれる。旋律をもった音楽の世界がこの世界とは別にあって、音楽を聞くことによって僕の体がその世界に結びついていく。うまくいけば自分の人生を大きな旋律に乗せる事ができるはず。

ちょっとしたつながりで、今週の水曜と木曜日に授業をもつことになった。しかも相手は美術でも建築の生徒でもない。一般教養っぽい枠で話をする。どこから話せばいいんだろう。どきどきする。

最初、建物に入る時にガラスのドアが片方しか開かなくて僕の家が入らなかった。そしたら「何事だ」って感じでぞろぞろと人が集まってきて、ドライバーを持ち出したり別の窓から入れようと家の大きさを測ったり、みんなでああでもないこうでもないと話していた。僕はほとんど何もせずにその様子をみていた。面白い。なんでみんなそんなに良い人なのだ。

夜はまた知り合いの紹介がつながり、仙台のマンションに泊めてさせてもらう。助かるー

Posted by satoshimurakami