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今いるところから7キロくらい山の方に行くと「発電所美術館」てのがある。水力発電所を改修した美術館。ちょっと行ってみたいと話したら、敷地を貸してくれた美術 館の学芸員が招待券を一枚くれた。お昼頃まで学芸員と話し込んだりして、2時頃出発した。

富山はなんとなく、水の土地っていう感じがする。あちこちに水路が走っていて、その流れを利用して水車を回してる家もあった。水車の力で、庭の植木に水を与えて た。実際に使われてる水車を見たの初めてかも。美術館まであと2キロくらいのところで田んぼを広くする工事をしてたおじちゃんたちに話しかけられて、歩いてきたル ートを話したら
「親不知はどうしたん?」
って聞かれた。やっぱり危ない場所として有名みたい。
「普通に頑張って歩きました」
って言ったら大笑いされた。

発電所美術館では丸山純子さんという作家の展覧会をやっていたんだけど、休憩室にカタログが置かれていて、その中で丸山さんについて誰かが書いた文書で
「彼女は最初、コンビニ袋で花をつくるという作品やワークショップであちこち呼ばれるようになり、このままいけばこういう方向性でブレイクするかと思っていたら、 突然やめた。そして石けんをつかった作品づくりに邁進しはじめた。おそらく、同じような作品ばかりつくることによって他のことが出来なくなるのが嫌だったんだろう と思う」
みたいな一節があった。これはとても切実な問題なのだ。僕にとっても。同じ作家がつくる作品にはわかりやすい一貫性がないと評価されにくいみたいな空気が漂ってる 気がする。どうも。特にこんな悶々と文章を書いたりしながら制作してる僕も、端からは迷いがあって評価できないみたいに見られやすいと思う。僕は迷うし、目的とか もない。だけど「迷いをもつ」ということに関しては迷いがないし、目的とかいらないと思っている。目的はいらないけど志向性はすごく大事だと思ってる。この二つを 一緒にして考えるとわからなくなっちゃう。僕は自分の活動に強い志向性をもたせてるつもり。面白さや美しさは志向性の中に宿る。アクティヴィズムは転覆への志向性 そのものの中に宿り、転覆が成功したらそこで終わり。

美術館をみた後は入善ショッピングセンターに向かった。今日の敷地はそこの駐車場。昨日、歩いてたらこのショッピングセンターの事務局長さんが車で話しかけてくれ て名刺を渡してくれた。
「警備員にも言っとくから、いつでも来て勝手に寝ていいよ」
と言ってくれた。着いてみたら凄く大きなショッピングセンターで、めちゃ便利そう。コンビニもコインランドリーもソフトバンクショップもマックも本屋も徒歩5分圏 内にある。銭湯も歩いて15分くらいのところにあるっぽい。こんな好条件初めてかも。 家を置いて発泡酒を飲みながら銭湯に行ってるとき、その事務局長さんが僕の家を発見したらしく、わざわざメールをくれた。めちゃいい人や。



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1009 | 2014 | 未分類 | Comments (0)

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