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僕はただ敷地を借りただけで何もしていないんだけど、ありがたいことに入善ショッピングセンターの事務局長さんが活動を気に入ってくれたらし く、出発するときに大量の差し入れを買ってくれたうえに、フードコートでお昼ご飯をご馳走してくれた。フードコートの受付の人が
「村上さん来たよ!」
とキッチンの人たちに言っていた。

それから魚津方面に歩き始めた。ここ数日、道ばたで声をかけてくれる人が増えている気がする。突然
「がんばってな」
と言われて栄養ドリンクを渡されたりする。何も説明してないのに。家が歩いてるのを見かけた人が、いろいろネットで調べて「こういうことをやっ てるらしい」っていう情報を添えてFacebookで公開したりして、それがシェアされて情報が広がっていく。みたいなことがあちこちで起こってるん だろうと思う。あるいは撮られた写真が人の手から人の手へメールで流れたりして噂が広まったり。とっても面白い事が起こってる。職場とか学校の 違いを超えて、近い場所に住んでるっていうだけの共通点で噂が広がっていく。「あそこに新しいラーメン屋ができるらしいわよ」みたいな噂に近 い。この噂の広がりを可視化してみたい。

夕方、そろそろ場所を探さないとなあと思ってた頃にサングラスをかけた男の人に話しかけられた。彼は緑色のハーレーに乗っていた。彼は僕の日記を読んでくれたらしい。話してるうちに
「今日うち泊まってくださいよ!」
と言ってくれたので行く事にした。魚津市の、道路の向こうに海が見える家に住んでる谷口さん。ここらは春先になると蜃気楼が見えるらしく、谷口 さんはそれが自宅から見られる。いいな。 夜、お酒をのみつつお話した。彼は20年前にマグロ釣り漁船の漁師だった事があるらしく、そのときの経験から僕の活動と近いものを感じたらし い。マグロ漁船。噂には聞いてたけど実際乗ったことのある人に初めて出会った。世界2周したらしい。基本的に一度漁に出たら1年は帰ってこな い。400トンくらいの船の上で寝泊まりする。船内には階級があって、上位3人くらいは1人部屋があるけどその他は2人部屋が基本らしい。食料 とか燃料はいろんな国の港に入って調達する。まさに移動生活。しかも半分無国籍状態。海の上で消費するものなので、食品とかタバコとかお酒とか 買う時に税金がかからない。タバコとかお酒を1万本単位で買ってたという。釣ったマグロは船で冷凍保存しておく。ホオジロザメなんかも針にかか ってくるので、ヒレだけとってお金にして全員で山分けにするらしい。ケープタウンが治安悪すぎて、ディスコから道路の向かいのディスコまで行く のにタクシーが必要だったりとか、パナマ運河を渡る時に船で山を越えた経験が忘れられないとか刺激的な話が聞けた。



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1010 | 2014 | 未分類 | Comments (0)

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