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絵を1枚完成させたら疲れた。時々発作的に「なんか知らないけどめっちゃ死にそうなんですけど状態」になって、もう笑わないとやってられない。何かの病気だと思いたい。いよいよ志布志までいくのをやめて、宮崎からフェリーに乗って神戸に行く事にした。取材もキャンセルさせてもらおう。いろはに行って長坂さんに会おう。そんで一旦東京で休んだり病院に行ったりしよう。それから3月の京都にのぞみたい。今日は鹿児島の橋口さんが今日ワークショップの手伝いで宮崎に来るので、かなり迷ったけど橋口さんには会ったら元気をもらえそうな気がしたので行ってみた。戸田さんという人のワークショップの手伝いで、戸田さんは小豆島で愚放塾という場所を開いてるめちゃかっこいいおっちゃん。ワークショップには間に合わなかったので、その後の飲み会に混ざった。戸田さんは、会った瞬間から緊張がなかった。「この人の前では何も構えなくて大丈夫だ」っていうのが初見でわかった。ぼくが「寒い夜がくると分かっていたとき、新聞紙が断熱材として目にうつった」という話や「コンビニは何かを買う場所というよりトイレとWi-Fiがある場所だと思っている」っていう話をしたら、そうやって世界を再編していくことが生きることだ。普通の人からしたら世界はとまっている。と、ハイデガーが言ってると教えられた。橋口さんは宮本常一が好きで、僕の活動を「各地を歩いて、各地の家の絵を描いて回ってる人」っていう民族学的な見方もできる。って言ってた。これは嬉しい言葉。

Posted by satoshimurakami