06190830頃ストックホルム中央駅

奈保子はJCBのカードがこっちでも使えるかどうかをインターネットで検索している。「大丈夫な気がする」と言っている。

今朝6時2分の電車でOrebro中央駅を出発して、ストックホルム中央駅に向かう電車に乗った。ユーレイルパスという、ヨーロッパ以外の国に住んでいる人がヨーロッパを旅行するのに使える電車の乗り放題チケットを買って、ドイツ・(できればアテネ)・イタリアと回ってストックホルムに戻って来てそこから日本に帰ろうということになった。たまたま、OpenART参加アーティストの魚住さんたちと同じ電車だった。彼らは今日の飛行機でベルリンに帰るためにアーランダ空港へ向かうらしい。

電車が、20分くらい走って着いた駅から動かなくなった。長い間停車していたので奈保子と「停車時間ながいね」と話していたら、スウェーデン語で車内アナウンスが流れた。「ストックホルム」という単語は聞き取れたがそれ以外は何を言ってるのかわからず、ヘラジカにぶつかったかアヒルの親子が遅れてるかしているんだろうと呑気に話していたら、乗客がバタバタと降りだし、何が起こってるのかわからず誰かに聞こうと思い歩いていたら魚住さんに会い、曰く「ストックホルム行きの人はここで降りないといけないらしいです」という。「誰も状況をわかってない」とも。奈保子が電車のスタッフのおばさんに聞いたら、ここで降りて反対側のホームから乗ってくれとのことだった。他の乗客もみんな状況がわからないようで不安そうに電車から降りていたが、電車に残っている人もいたので、本当にわけがわからない。

魚住さんたちは、メキシコ人っぽい顔立ちの男女二人組と一緒になっていた。彼らもアーランダ空港へ向かっているらしいが、飛行機のフライト時間は魚住さんたちよりもぎりぎりな様子だった。

乗り換えた電車に乗って座っていたらSJ(スウェーデン国鉄)スタッフのおばさんが「あなたたちがアーランダにいくファミリー?」と聞いて来た。おばさんは「この電車は8時35分にストックホルム中央駅に着き、そこから乗り換えてアーランダ空港へ行くと~時~分に空港につくことになる。それ以上早くは、私たちの鉄道ではできない」ということを一生懸命説明してくれた。メキシコ人らしき二人組は英語がほとんど通じないらしく、魚住さんたちが一生懸命説明していたが苦労していた。結局ストックホルム中央駅まで行ってたら飛行機に間に合わないかもしれないということになったらしく、4人は途中の駅で降りて行った。タクシーを捕まえてそこから空港にいくらしい。僕たちは引き続きストックホルム中央駅まで行き、そこで降りた。

Posted by satoshimurakami