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ヴェニスの空港に到着したのは、数えたら3日前だった。空港でヴェネチアビエンナーレの広告を見て「きたぞー」と思ったのが随分と昔のように感じられる。Flixbusでミラノに向かっているけど、高速道路が随分と混んでいて到着が遅れそうだ。昨日は息つく間もなかった。起きて活動を開始したのが遅かったのもあるけど、ヴェネチアについてから撮影と二つの展覧会を見て、その間に歩きながらホテルでこしらえた昼ごはんのハムチーズサンドを食べたりした。夜は一昨日も入ったホテルのそばの「ピッコロ」というレストランに入った。小さな地元のレストランという感じで、僕が四年前に一人でヴェニスに来た時に2日間ほどかけて勇気を振り絞って入ったレストラン。四年前ここで食べたカプレーゼがボールに入って出てきてびっくりしたのを覚えているけど、今回頼んでみたらお皿で出てきた。奈保子も「ピッコロ」をとても気に入った様子だった。ホテルには、四年前も働いていた中国系の女性がまだ働いていた。バスの運転手がラジオを聴きながら運転している。こっちのバスの運転手は自由で気持ち良い。と書いていたらなにやら電話もはじめた。バスの運転手に限らず、あらゆる店で働いている人たちも、カウンターに立ちながら普通に何か食べたり飲んだりしている。ピザ屋の人も客の対応の合間に自分で作ったピザをカウンターで食べていた。昨日入ったIntution展も、18時閉場なのに15分前から「閉めます」と案内され、10分前には外に出された。会場は3階(日本式でいうと4階)まであるんだけど「閉めます」と案内されて3階から階段で降りる時、来場者が2階や1階の展示会場に入れないように階段からの入り口に係員が経っていて、「バイバイ~」と帰るのを促していた。早く帰りたいのが露骨すぎる。でもIntutionは良い展示だった。最後にみたのがこれでよかった。ヴェニスもドクメンタも、コンセプチュアルな作品が多く、展示に付随するテキストを読むのに疲れてしまっているところに、作品に最低限のキャプションしかつけず、キャプションも付いてない作品も多くあるIntutionの展示は安らかな気持ちになった。2千年前に作られた民芸と、数十年前に作られたモダンアートの彫刻が同じような形をしている。似てるといえばアルセナーレに土屋先生の作品そっくりなのがひとつあった。

06301133 | 2017 | 未分類 | Comments (0)

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