03122252

ずっと溺れているみたいな状態が続いていて、昔みたいに夜地元を散歩してて、ただ昔とちがって今はジョニーウォーカーのブラックレーベルの小瓶と一緒なのだけど、そしたら割烹着のおばちゃんが公園のそばの赤提灯から出てきて、お客さんの自転車を乗りやすいように出してるところをみて、突然胸に満開の花が咲いたようになって、気がついたらぐっと拳をにぎっていて、それでおれはもう大丈夫かもしれないと思えた。気持ち次第ってのは、風向き次第に似ていて、飲み込まれてしまうことも多いけど、そこはCarpe diemで、今日は今日の悲しみと一緒にいられることのかけがえのなさを、あの割烹着のおばちゃんが教えてくれた。あとおれにはiPhoneに入ってるたくさんの音楽がついてる

Posted by satoshimurakami