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2018年7月18日부산광역시해운대중동동백섬の누리마루Apec하우스

ジョンさんはGo ProやGoProを腕や頭や胸に巻いたり壁に貼り付けたりできるアタッチメントグッズや、高性能の音声レコーダーなど色々記映像機材を持ってきてくれていた。例のA Twosome Placeというカフェ(ジョンさんは、僕が利用するカフェを「ユアオフィス」と言っていたのが面白かった。”Back to the office“とか“Find your new office”とか。これからはこういう場所のことをオフィスと呼ぼう。それとそこでiPhoneやらを充電する様子をみて「your station」とも言っていた。「充電ステーションおよびオフィス」。良いね)1時間ほど打ち合わせをしたあとにキムさんと現代美術館チーフキュレーターのパクさんと合流してチャンポンを食べた後、家に機材を装着。家を肩で担ぐための木製のかつぎ棒に音声レコーダーとGoProを巻きつける。GoProは家の中から窓の外を撮影したり、僕自身を撮影したり足元を撮影したり色々動かしながら歩くことにした。それから次の敷地に向けて出発。3km1時間ほど歩いたのだけど、そのあいだジョンさんもデジタル一眼レフカメラを持って顔を真っ赤に日焼させながら僕に同行して撮影した。このプロジェクト始めてから五年目になるけど、これまでずっと一人でやってきた。誰か映像を撮ってくれたら面白いのになとずっと思っていた。今回東アジア文化都市のおかげでそれが実現した。しかも釜山で。嬉しい。Johnさんは金沢でも撮影してくれる予定。二つの都市で行ったこのプロジェクトの様子を、5~10分ほどの映像にする予定。

そして次の敷地はなんとAPECハウスだった。APECというのはあのアジア太平洋経済協力のAPEC。建物は「ヌリマル」と呼ばれている。2005年に釜山でAPECが行われた時に使われた場所で、今でもフォーラムなどに使われるらしいけど基本的に観光地のような場所になっているらしい。これまで役所とか美術館とかいろいろ公的施設を渡り歩いてきたが、ついにAPECに到達した。

ただし翌朝イベントがあるらしく、8時には門の外に出てくれと言われた。それ以外は、トイレは12時まで管理人がいるから使ってもいいですよとか、ときどき夜蛇がでるから気をつけてとか、いろいろ親切にしてくれた。さすがAPECの会場なだけあって、景色は絶景だった。太平洋が見渡せる。レレインボーブリッジのような綺麗な橋と、釜山でいちばんの金持ちが集まって住んでいるという高層マンション郡が見える。18時以降は人がいなくなってこの景色を独り占めできるとは贅沢極まりない。

夜はそこからほど近い、海沿いのデッキの上にテラス席がたくさんならんでいて色々な種類のビールが飲めるThe Bay101というところで四人でビールを飲み(ビールも食べ物も高かった。ギネスの生ビールが500cc弱で14000ウォン。MAXという韓国のビールをみんなで飲んだ。奢っていただいた。ありがとうございます。)、解散してそこからまた歩いて10分くらいのところにあるSPA(お風呂場)へ。フロントで最初から英語で話しかけ(コンビニやレストランなどは別として、こういうスーパー銭湯みたいなところで下手に韓国語で話しかけると韓国語で施設の説明をされた時に全くわからないので英語でいった)て無事お風呂に入れた。11000ウォン。フロントに指の指紋認証の機器が置いてあり、常連らしき人たちが次々とSPAに入ってきてはその機器に指をおいて入場していくのを見た。何かが進んでいる・・。

ヌリマルの翌朝のイベントというのがどんなイベントなのかわからなかったけど、お風呂の帰り道にたまたま目にした電柱にくくりつけられたノボリに「MINISTER OF YOUTH WORLD FORUM 7.19 APECハウス」と書いてあった。なんだかスゴそうだ。

昨夜は海のそばだったこともあるかもしれないけど、割と涼しくて眠りやすかった。そういえばパクとキムさんがUSB充電式の小さな扇風機(韓国人はみんな道路でこれを顔に当てながら歩いている)をプレゼントしてくれた。夜床と寝袋をだしたり荷物をかつぎ棒に吊したりする眠る準備と、朝起きて荷物を降ろして寝袋と床をしまって窓をあけて移動する準備と、どちらもGoProで撮影した。良いものができそうなきがする。約束通り朝8時に家をAPECハウスの門の外に出して、いまはそこから歩いて10分くらいのオフィスにいる。

Posted by satoshimurakami