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2018年7月23日부산광역시사하구하단2동낙동남로の부산현대미술관

眠い。昨日は横になった時は風があって涼しかったのにしばらくしたら風がなくなってしまい、湿度も上がってきて寝苦しくなって、うとうとしながら朝を迎えた。海が近いせいか蚊も多かった。でも4時間くらいは眠れたと思う。

昨日はチムジルバンを出てオフィスに寄って家に帰る途中ご飯屋さんに一人で入りでビビンネンミョン(ビビン冷麺)を食べ、家のあるササンナショナルスポーツセンターに戻ったらそこのブックカフェにキムさんとミリさんがいたのでアイスチョコレートを飲みながらすこし話した。二人は文化新聞という新聞を読んでいたので見せてもらった。以前から思っていたけど、こちらの新聞記事には時々漢字が混ざっている。最近のことらしい。例えば「停電」という漢字をキムさんは読めるみたいだったけどミリさんは読めなかった。

111年ぶりの高温を記録したらしいこの夏の高温の記事や、その気温のために原発の稼働を増やした(?)記事、「脱原発」という文字も見えた。そういえばツイッターでうらあやかがつぶやいていた韓国の原子力発電所での放射能漏れの事故のことを知っているかと聞いてみたらミリさんもキムさんも知らなかった。

それから釜山では最後の引越しとなる移動を夕方4時ごろから開始して、6時過ぎごろに家の「最終目的敷地」である釜山現代美術館に到着。職員は6時には退勤するみたいで学芸員室にはキムさんの他は誰もいなかった。ついてすぐにシャワーを借りて、キムさんとご飯を食べに。キムチチゲ。「トイジャンチゲ」と「キムチチゲ」が一番伝統的な家庭料理だと言っていた。思うに韓国は鍋料理が進化してる。漬物の小皿をたくさん並べることからもわかるように、みんなでテーブルを囲んで食べる文化があるかもしれない。またこっちの食堂では昔からそういう伝統らしく、どこに行っても金属製の器、箸、テーブルを使っている。特にご飯を入れる容器は大体どこもコンギと呼んでいる、大きさや形が同じで蓋がつくものを使っている。韓国にきて驚いたことのひとつに、韓国料理屋さんが多いことがあるけど、さらに驚いたのは大衆食堂のような店でもWiFiが使えたりすること。また店員をボタンで呼べる食堂も多い。フリーWiFiはとてもたくさんあって、街中ではインターネットに困らない。みんな韓国料理を昔からの方法・雰囲気で食べつつ、ITしっかりやってる。拭いた紙を便器に流さずにゴミ箱に捨てるタイプのトイレもけっこうあるけど、WiFiはしっかり通ってたりする。面白い。

僕はたぶん明け方5時くらいから美術館のロビーにいるのだけど、6時半には美術館の電気がつき、自動ドアが開いて入れるようになった。ここも恐ろしく早起きだ。ロビーの床に座って柱にある電源のそばで作業していたらカニがパソコンケースの中に入ってきた。海が近い。こういう公共施設は開館時間以外も出入りできるものなのか?日本では確かに試したことがない。もしそうなら閉館後の公共施設で清掃員をやるのも面白そうだ。掃除はやったほうがいい。予算が足りなくて掃除ができない分を僕が綺麗にしてあげようと思う。職員の人(多分警備の人)が「シャワーもありますよ」というのをわざわざ携帯電話で日本語訳を調べて伝えてくれた。そしてこれから、黒澤さんからのメールがきっかけになって急遽「看板図書館」釜山編のインタビュー採録のための打ち合わせをキムさんとやることになった。

Posted by satoshimurakami