08140804 | 


今はまだ6寺半なのだけど起きてからもう1時間は経っていて、阪急上新庄駅近くのマクドナルドにいる。暑さで寝苦しくて早朝に目が覚めてしまい、暑い家にいるのも辛いので起きてしまった。昨晩、このマクドナルドが24時間営業で電源があることを確認していた。エッグマックマフィンを食べたら眠くなってきた。多分入ったばかりであろう初心者マークをつけさせられた女の子の店員が付きっ切りで、熟練の雰囲気を醸し出している男性の店員からレジでの接客の指導を受けていて、男性が一人で作業をし始めると所在なさげにレジ前に立って画面をじっと見つめている様子をちらちらと見ながらこの日記を書いている。

昨日は朝9時ごろには起きて、絵(この事務所の建物)の続きを描いた。途中で下の作業場のシャッターが開く音がして、誰から木工の作業をする音が聞こえてきた。絵を完成させ、近くのローソンでその絵のコピーを取り、朝ごはんのおにぎりを買って事務所に帰ってきたら昨日は会わなかった男性が二人きていたので挨拶した。一人はドットの職員で、もう一人は東北からインターンにきているらしい。彼らから「夏休みの自由研究的な制作(大工が自分のために作ったような、小ぶりな踏み台を図面に起こしてレプリカを作ろうとしていた。大工のような技術はない自分たちが、彼らの仕事を真似した時に生まれるものを検証したいらしい。他にも座卓と囲碁盤を作るという)」の話を聞きながら買ってきたおにぎりを食べ、11時半ごろに出発。さらに北を目指す。

とにかく毎日暑いので、敷地は銭湯のそばが良いと思って北に適当な距離歩いたところにある「満月」という銭湯を調べ、とりあえずそこに見当(とりあえず歩き始めるために、目的地の見当をつけることにしている)をつけて歩いた。その銭湯の敷地を借りられたら一番いいが、もし無理でも近所に行くつかお寺もありそうだった。2,3時間くらい歩いたところで、自転車をひいて歩きながら中学生くらいの少年が、MARVELの派手なカバーをつけたiPhoneのカメラをこちらに向けて録画しながら「なにやってるんですか仕事ですか?」と聞いてきた。僕は一瞬「仕事」とはなんだろうと考え、僕の思う「仕事」と少年の思う「仕事」の定義が一致してなければこの質問には答えても意味がないな、と思ったがすぐにめんどくさくなって「仕事です。マーベル好きなんですか」と聞いたら好きです、と言うのでなにが好きですか、と聞いたらスパイダーマンですというので、ああスパイダーマンかと思って、僕はアイアンマンが好きですといった。かっこいいですよねと言われた。本当はガーディアンズのロケットが好きだがスパイダーマンという少年の言葉を聞いて、何故かそう言う気力が萎えてしまって適当にアイアンマンとか言ってしまった。どっからきたんですか」というので「南から」と言ったが「みなみ?おおさかですか?」というので「もう四年くらいやってるからどっからきたかとかじゃないんですよ」と、また真面目に答えてしまった。「釜山から来た」といえばよかった。テレビとかでたことありますか?」と、また非常に難しいことを聞いてきて「これも少年が考えるテレビと僕が考えるテレビの番組の種類が一致してないと答えても意味がないのでは」と一瞬考えたが、ものを考えると疲れるからずっとラジオを聞きながら歩いていたくらいなので、考えるのがすぐに面倒になって「何回かはあります」とまた真面目に答えてしまった。

しかし、自分の胸のあたりにこうiPhoneをかまえてカメラをこちらに向けながら話しかけてくるひとは本当に嫌な気持ちになる。俺も彼を撮ればよかった。

途中、お昼ご飯のためにライフというスーパーマーケットによっておにぎりと唐揚げを買い、食べようと思ったのだけど座るところがない。この国は本当に座るところがない。スーパーの店内に申し訳程度にベンチが4つくらいあったのだけど「飲食禁止」と目立つように書いてあった。スーパーで買ったおにぎりを食べるベンチ一つない。仕方がないので駐輪場を仕切る柵に腰掛けて食べた。傍目には食べ物をおく台になるものもないなか、とても器用におにぎりと唐揚げを食べていたと思う。

大阪駅近くで作家の森村誠さんに偶然会った。驚いた。ワイシャツ姿だった。「お久しぶりです!今大阪?それじゃあ、気をつけて。暑いから」と声をかけてくれた。とても元気をもらった。

18キロくらい歩いて満月についた。珍しく駅前にあるスーパー銭湯のような施設。ここで建物になっている場所以外の敷地は駐車場が駐輪場でうまっており、人通りも多いのでここで敷地を借りるのは断念し、そこから400mくらい離れたところにある瑞光寺というお寺で敷地の交渉をした。久々の敷地交渉だ。かつて僕は「敷地を貸していただく」という謙虚な気持ちでこの生活をやっていたけどなんだか今は「土地はみんなで共有するもんだろ」というような図々しい意識に変わっている。なのでドアの前に立ってからインターホンを押すまでのためらいの時間がほとんどなかった。インターホンからはなんだか気の強そうな女性の声が聞こえてきて、「どのようなご用ですか」と、ドアまで出てきてはくれなさそうだったのでその場で「寝る場所を探している」と伝えたら、「ちょっとお待ちください」と言って引っ込み、すぐにでてきて「和尚に聞いたんですけどお寺の境内は困るから前の公園はどうですか?」と言われた。お寺に入る前に気がついていたのだけどこのお寺の目の前には「瑞光寺公園」というお寺がある。「じゃあそうします」と言って家を公園内の、なんらかの公園管理者の作業エリアらしいフェンスで囲われたそのフェンスの門の前に置いた。僕としては、公園なんだから使わせてくれ。許可なんかいらないでしょう。だって公園なんだから。という意識になっている。ジャックする感覚というか。しかも「瑞光寺公園」という名前で、その瑞光寺の和尚さんからの提案なのだしOKだろう。ここまでは入ってこられたくないが、ここならいいんじゃない?という場所。公園というのはそういうスポットであるべきなのかもしれない。いまのところは。ただこの公園はすこし変な雰囲気があって、というのも自転車を止めて一人でスマートフォンをじっと見ている人や、スマートフォンを見ながら突っ立っているカップルなど奇妙な人がたくさんいる。不思議に思っていたのだけど、彼らの指の動きでそれがポケモンGOであることがわかった。この公園はポケモンGOのなんらかのスポットらしい・・。あるいは何か珍しいポケモンが出現したのか・・。ポケストップでないことを祈る・・。

家を置いてすぐに温泉「満月」へ。着ていた「無理してない人」Tシャツは汗だくで泥みたいになっていた。満月に入ってびっくりしたのだけどここにはミニオフィスがある。机と椅子と60分無料のWiFiと、電源もある。思うに電源があるかどうかが、オフィスと呼べるかどうかのラインだ。しかしこのオフィスはテーブルも椅子も小さく、廊下にあるので人の行き来もあって長時間作業には不向き。しかも今は充電するケーブル等をもっていない・・。残念だがオフィスとして利用するのは諦めるしかない。

お風呂のあと真のオフィスを探してiPhoneで近所にガストを見つける。本当はチェーン店ではなく、地元の夜までやってるカフェなんかを見つけたいのだけど小雨も降っていたので断念。ただこのエリア、良さそうな居酒屋や飲食店がたくさんある。そしてどの居酒屋にも子連れがたくさん入っていた。お盆だからか?「満月」の壁には近所の「うまいもんマップ」があった。

ガストでチーズダッカルビとご飯と味噌汁と漬物とがんもどきのようなものを食べて、パソコン作業をした。絵も少し描いた。隣に若い男女二人の客がいて、ワインを飲みながらポテトやミックスグリルを食べている。カップルかと思って気にしていなかったが女の方が「旦那がさあ、・・・・。お弁当なくてもいいよって言われてさあ」と話していて、カップルじゃないことが判明してから興味が湧いたがどんな関係かは分からず帰ってしまった。

オフィスを出たあとは洗濯機に行って洗濯した。幸いにも洗濯機が、今の敷地のすぐ目の前にあった。そしてなんとそこにもミニオフィスがあった。そこでも少し絵を描き、洗濯乾燥が終わるのを待って洗濯物をバックーパックの中に取り込み、家に戻って眠りについた。たぶん1時前ごろ。なかなか寝付けなかったが朝起きた時よりは湿気もなくてマシだった。

さて今日はどうしようか・・。淀川資料館という施設が枚方の淀川沿いにあるのを見つけたので、次の見当にする。淀川は砂をとる船があり、そのおかげで水深が保たれている。その砂を販売する会社も昔塀越しに見たことがある。その辺の資料が見られたら面白そうなのでいってみたいのだけどいま猛暑の中の二日連続の移動と寝不足ですこし疲れている。次に移動する先はゲストハウスか何かをあらかじめ予約して、そこに行ってしまって家は駐車場かなにかに置かせてもらって自分はベッドなどで寝た方がいいのではないかとも思っている・・。

もう8時になってしまった。日記を書くのに1時間半かかった。いや、まだ8時か・・。

08140804 | 2018 | 未分類 | Comments (0)

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