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近くに豆腐屋があるというのを知って、小さい頃は肉屋で豚のひき肉300グラム、魚屋でアジ2尾、豆腐屋で絹豆腐一丁と油揚げ一枚、八百屋でネギと玉ねぎ、みたいなお使いの頼まれ方をしていたことを思い出した。それぞれの店がそれぞれの商品を売ったり作ったりしていて、それを買って回るのは今思うと楽しそうだ。消費と生産の距離が今ほど離れていなかった。近くにあった。それが当たり前だったはずだ。でもだんだんと、スーパーでまとめて買うのが普通になり、それが当たり前に変わった。

Posted by satoshimurakami