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宇宙の最初は10のマイナス25乗cmとかそのくらいの大きさしかなかったと考えられる。

しかも宇宙にははじめ、水素とヘリウムしかなかった。私達の体を構成する炭素や窒素や酸素や鉄等は全て星の内部で作られ、超新星爆発によって宇宙にばらまかれた。

「私達は星屑でできている」

宇宙においては、遠くを見れば過去が見える。138億光年先を見れば、138億年前のビッグバンがまだ見える。
星の中の酸素が燃え始めたらその星の寿命はあと半年。ケイ素が燃え始めたら、あと一日。寿命を迎えたら、超新星爆発が起こる。
オリオン座のベテルギウスが、近い将来爆発するんじゃないかと言われている。ベテルギウスの見かけの大きさが15年で15%も小さくなっているから。
原子核の周りを電子がまわるためにはヒッグス粒子の力が必要。ヒッグス粒子は宇宙のどこを見てもギュッと詰まっていると言われている、空気のようなもの。

「ヒッグス粒子が今この瞬間になくなったら、私達の体は約10億分の1秒でバラバラになる」

太陽までの距離は光で8分。今この瞬間に太陽がなくなっても、我々は8分間はのほほんと生きている。
太陽は毎秒40億kg軽くなっている。文字通り身を削って光を放っている。そこから放たれるニュートリノが毎秒100兆も私達の体を通り抜けている。
宇宙が生まれてから三分後にはヘリウムが生まれた。
地球は毎秒30kmで回っているが、慣性の法則で我々は振り落とされない。太陽系は毎秒220kmで銀河系を回っている。なぜ中心からふっ飛んでいかないのかわかっていない。星の重力だけでは足りない。暗黒物質の力だと考えられている。

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Posted by satoshimurakami