08140225

やる気とアイデアに満ちている。人間の寿命がもし500年あったら、音楽の長さもかわったりするのか。ロックの一曲の長さも3分じゃなくて30分くらいになったりするのか。

今日は朝アーティストのトビアスのお父さんのレイさんにジープに乗っけてもらい、シューティングレンジで射撃の体験をさせてもらった。3種類の銃を撃たせてもらって、一番小さいのは22口径、一番大きいのは確か40口径と言ってた。

22口径の弾はおもちゃ見たいだ。僕が「これが銃弾?おもちゃみたいだ」といったらレイは「そうだな。でもおもちゃじゃない。危険なものだ。これで殺す事ができる」と言った。撃った感じもほとんど反動がない上に8発連射できて、こんな簡単に撃てちゃうのかと若干ショックを受けた。こんなものでも人に当たれば死んでしまうのかと。逆に一番大きい銃(レイがカウボーイガンと呼ぶお気に入りの銃)は反動が半端じゃなくて一回撃っただけで腕や肩がすこししびれる。彼はこれでゾウも撃てると言っていた。

レイによれば、スウェーデンではほとんど銃による事故や事件はせいぜい一年に1、2件で、その1、2件も違法な持ち込みの銃によるものだという。「アメリカと大違いだ」と言ったらフロリダ生まれのレイは「そうだな。アメリカでは人によっては専用の大きな部屋をつくって、そこに何百っていう銃を保管してたりする。ここにはそんな人はいない。」と言った。

 

さっきラーズがオフィスに顔をだしたのでちょっと話した。僕は今作っているものをみせて

「こっちでの今年の展示に向けてこれを作っている。しかし何を作ってるのか僕もわからない。」

と言ったら、彼は笑って「それが普通だ」みたいなことを言った。何を作ってるのかわかってるときのほうが少ないと。彼は突然「もし君がパラシュートでこの街に落ちてきたら」とか「タブレットを二つ飲んで一つは日本に、一つはコロンビアに落とす」みたいなことを突然言いだしたりする。彼はディレクターだけどアーティストでもあるので思考が飛躍しまくる。

Posted by satoshimurakami