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「広告を読書に変換する」という自分でも驚くようなアイデアを得た。さっき新御茶ノ水から町屋への地下鉄の中で。いま町屋のサンマルクカフェにいるが、隣ではスーツを着た男性がまさに、パチンコの広告チラシのラフ画を描いている。紙に手で。他のチラシを参照しながら。広告看板の家のプロジェクトは、ありがたい事に敷地を貸してくれる人が今年の3月に見つかった。それから話は進んでいないが。

つくづく読書の時間がまとまってとれないと思っていた。でも時間は進んで作らないと降ってくることはない。そして考えてみたら「広告看板の家」プロジェクトは、広告収入によって時間を生み出すことができそうなので、読書をするには格好のプロジェクトだ。本を読み、読んだ本の抜書きをつくり、展示していくこともできる。広告と読書が両立できる可能性がある。このプロジェクトはまだまだ発展がありそうだ。なんとしても実現させたい。スポンサーを得るためにプレゼンテーションを作らないといけない。

一昨日の夜に松本から東京に来て、昨日は亀有のコメダ珈琲に10時間くらい居座って映像編集の作業をしていた。

今日は馬喰町のART+EATに行ってまりこさんと9月からの個展の打ち合わせをしてきた。これも6時間くらい居座ってあれこれ話した。個展は9月5日から10月7日。「労働をつかむ」というタイトルに決まった。このタイトルは昨日コメダ珈琲で考えた。

たまたまART+EATでぱくきょんみさんと会って話すことができた。ぱくさんと一緒に来ていた佐々木智子さんという人から本を買った。なくなってしまったおばあちゃんから、仁川の話を聞くことができなった後悔から生まれた本。僕たちはなかなか「家族から歴史を聞く」ということを思いつかない。ポッと抜け落ちてしまう。なぜだろう。そんな話をする中で、韓国につながるとっかかりを得た。ソウル→仁川のルート。ちょうど韓国と中国のとっかかりを探していた。海路を使って、僕の家を日→韓→中と動かして展開できたらどんなに面白いだろう。

Posted by satoshimurakami