僕も制作場所として借りさせてもらっている「つつじヶ丘アトリエ」にて、アトリエメンバーの内田涼の個展が開催されます。その会期に合わせて《喫煙所》をやります。これまでに制作した《Smoking Democracy》と高松市美術館で発表した《喫煙所》二つの作品を踏まえつつ、煙草を通して公共について考えてみようというアイデアです。喫煙者の方はぜひ煙草を吸いに、非喫煙者の方は、喫煙者が喫煙所の中で煙草を吸っている姿を見に、ぜひきてください。

日時:2019年12月21日(土)〜12月29日(日)の13:00〜19:30ごろまで(24,25日は休み)

場所:つつじヶ丘アトリエ(東京都三鷹市中原1-11-17)

近くに豆腐屋があるというのを知って、小さい頃は肉屋で豚のひき肉300グラム、魚屋でアジ2尾、豆腐屋で絹豆腐一丁と油揚げ一枚、八百屋でネギと玉ねぎ、みたいなお使いの頼まれ方をしていたことを思い出した。それぞれの店がそれぞれの商品を売ったり作ったりしていて、それを買って回るのは今思うと楽しそうだ。消費と生産の距離が今ほど離れていなかった。近くにあった。それが当たり前だったはずだ。でもだんだんと、スーパーでまとめて買うのが普通になり、それが当たり前に変わった。