美術制作は現代のオーディエンスだけを相手にしているわけではない、という事実が作者を苦しませることがある。その事実がエキュスキューズというか、保険のように働いてしまう。

家にテレビがないので、銭湯はテレビを見る良い機会だなということを銭湯に来ると毎度思う。アトリエの近所にあるスーパー銭湯は誕生日と前後1日は無料で入れるということで今日来て、「新型コロナウイルス対策のため、入場を制限しています。サウナマットが敷かれているところ以外は利用できませんのでご了承ください」みたいなことが書かれているドアを開けてサウナに入って、腰をおろしたら斜め右上にテレビがあり、久々だなと思って見たら俳優の人が一人、大麻所持で捕まったみたいな心底どうでも良いことを全国に向けて放送していて、なんだか一瞬で絶望的な気持ちになって5秒も座らないうちに立ち上がって出た。

露天風呂で同じ湯船に茶髪の若い男性が座ってまして、その人が周りを結構見る人だった。たまにいる感じの人。

昨日焼肉を食べてからくしゃみが出なくなった。

今日も肉を意識的に食べているが、出ていない。