| 

01311624

4月 12, 2017

新宿のバイト先のビル。電子施錠になるらしい。明日から警備のおじちゃんたちがいなくなるという。最後に店の電球をかえてくれた。店長が「お世話になりました」と何かをプレゼントしていた。
スタッフが賄いを食べるための食堂(というか机が4つ並んでいるだけの狭い部屋)での会話。
男性「他の店の話だけど、これ選択してきてって言ったら洗濯ってどうやるんですかといわれたって」
女性「いまは包丁もつかわせないもんね」
女性2「一流大出て、就職して、会社でバーベキューやるってなって、卵割ってって言ったら卵が割れなかったって話も…」
男性「小学校の絵もいま描いた人の名前書かせないらしいですよ。上手い下手で差別になるから」

Comments (0) | More: 未分類

01310958

清掃のバイトの集合場所にて、いつも自転車で来てる体格の良い男の人が、裸足にクロックスを履いてた。
パチンコの台拭きが速いことで有名な男の子「それ裸足ですか?下」
体格の良い裸足の男性「いやミスったよ。昨日あったかかったからさ、今日もこれで自転車のったら5分くらいでミスったなーと思って」
パチンコの台拭きが速いことで有名な男の子「裸足はあかんでしょ」

接客の仕事より、パチンコ屋の清掃の方が、それぞれの人間らしさみたいなものが出やすい。接客は、ホール内の移動にはトレンチとダスターを持つとか、ドリンクは全部トレンチに乗せて運ぶとか、笑顔とか、動きそのものがマニュアル化されてるけど、清掃の方は店内をどう歩き回ろうと自由で、求められるのは綺麗になっている(綺麗にみえている)という結果とスピードだけ。
接客のバイトで個性がでるなと思ったのは、カザフスタンからきて日本の大学に通っている女の子がいて、彼女は客が帰る際、席を立つとすぐにテーブル上のものを片付け始める。僕は客が席を離れてテーブルが見えなくなってから片付けた方が親切かなと思ってゆっくりしていると、彼女にもうすこし早く片付けてくれと言われた。動きがマニュアル化されているせいか、こういうことがおこる。マニュアルにないことまで動きを揃えようとするプレッシャーがかかる。かえって清掃の方が一人一人への「こいつはちゃんとやってるだろう」という信頼で成立してるところがある。接客のほうは時給1100円で、タイムカードは1分単位で切られる(が、給料は15分単位でしか発生しないという噂も)。清掃のほうは、基本的に8時から9時半までで、日給2100円。いつもだいたい5,6分オーバーする。

Comments (0) | More: 未分類

01270030

パチンコ屋の清掃は番号のついたゼッケンを全員がつけて動く。台拭きの仕事は、ひとシマ(パチンコ台に囲まれてる1エリア)15分目標でやる。人間の仕事じゃない。しかしTくんという、すごく台拭きが早い人がいる。両手にもったウェスで、右手と左手で一台ずつ同時にふく。この二刀流はリーダーのS氏もやってるんだけど、Tくんのは、一見急いでやってるようには見えない。でも不思議とあれよあれよというまに台を拭きおわっていってしまう。リーダーのS氏は責任感をもってやっている。バキューム(掃除機)のかけ方が芸術的。かちゃかちゃと、バキュームの先を高速で動かしながらあれよあれよと台の間の灰をすいこんでいく。一人一人みていくと、とても人間的に動いてる。トムヨークに似てる人もいる。

Comments (0) | More: 未分類

01270027

新宿のバイト。1階から7階くらいまであるビルで、すべての階がそれぞれ飲食店になってる。このビル全体を顔がつるつるした支配人が統括している。
従業員は隣のビルとの間にある狭い通路から入る。入ってまっすぐいくとエレベーターがある。一つしかない。そこでは出勤前の誰かに必ず会う。そこで「おはようございます」と言う。ビル全体でかなりの人数が働いてるはずだけど、従業員どうしはほとんど顔見知りになっているらしい。僕はまだ入ったばかりなので顔がわからないけど、エレベーターに乗った時、僕が行きたい階のボタンを押してくれる人もいる。
エレベーターに乗ったらまず地下2階におりてロッカールームに行く。そこで制服(ポロシャツと黒い靴)に着替える。ズボンは黒系であれば自由。着替えたら同じエレベーターに乗ってお店がある2階にいく。2階にあがったらみんなに「おはようございます」と挨拶して、出勤のタイムカードを切る。そのあと『健康チェック』というものにチェックをつける。そのあと従業員向けのノートを読む。そこまでやったら、お釣りが入ったバッグを腰につけて(つける前に金額を確認しないと怒られる)、ハンディを持って、トレーとダスターを持ってホールに出て(健康チェックやノートを確認する前にバッグをつけたりすると怒られる)仕事を開始する。ホールの仕事を覚えて、スタンバイの仕事や料理を覚えると出世できる。出世するとドリンクカウンターに立ってドリンクつくる人になれたりデシャップ(簡単なおつまみを皿に盛りつけたり、厨房から送られて来た料理をホールスタッフ受けに整える仕事)の人になれたりする。

Comments (0) | More: 未分類

01251615

バイトが嫌すぎて太陽の光を浴びる植物やビルが美しく見える。普段は気がつかない幸福が見える。こんなことをして人生の時間を使ってる場合じゃないと思える。

Comments (0) | More: 未分類

01250935

清掃の仕事は、仕事に慣れていけばいくほど動作が無意識になり、それが爆発的な速さにつながっていくだろう。意識的に手を動かしているうちは遅い。

ロボットになることと会社で働くことは親和性が高い。時給制の労働に必ず付いて回る、はやくタイムカード切ってください とか 端数切り捨ての問題とか 何時から何時まで労働しているというのは厳密には割り切れないものなのに、みんなでなんとなく共有されている。ここに象徴的に現れている問題。そしてやがてみんなロボットが代わりをするようになるのか。
パチンコの台を拭くスピードは10~15分で1シマ。1台30秒くらいか。スピードを求められる。ここまでしてみんなで必死に回しているものはなんだ。リーダーのS氏が言ってた「今日何日?」っていう言葉が印象的というか、愛おしささえある。

Comments (0) | More: 未分類

01231341

結婚式の衣装の試着のために新宿のレンタル着物屋さんにいってきた。たぶん80種類くらいの女性用の色打掛・白無垢が棚に並んでいて綺麗だったけど、男物の紋付袴の羽織は黒とゴールドとシルバーのわずか3種類。
ドレスもふらふらと見てみたけど、どれも生地が安っぽくぺらぺらで、いつも着てるちょっと高いコートとかの方がよっぽど良い。でもこのドレスを2日借りるのに20万円とかかかったりする。不思議な話だ。
こういうところでレンタルしている結婚式の衣装は、完全に遠くから見るためのものとして作られている。ショーの衣装というか。歌手がステージで着る衣装と同じ。

Comments (0) | More: 未分類

01210939

パチンコ店の清掃の仕事。店の前に集合するとき、みんないつも同じ場所に居る。隣の店の軒下に座ってる人、電柱のそばでポケットに手を入れて立ってる人、パチンコ屋のシャッターの前右側に立ってる人。一人、誰かに似てるなと思っていたおじさんがいるが、トム・ヨークだった。トム・ヨークにそっくりなおじさんがいる。

Comments (0) | More: 未分類

01201330

上野。宝くじとか書かれたいろいろ入ったカラフルな袋を乗せたキャリーを引いて裸足に下駄で歩いてるおじさんがいる。灰色のジャンパーを着てて、ジャンパーにいろいろ書かれている。ひとつ見えたのは、胸のポケットのところにマジックで「世の中金」と。

Comments (0) | More: 未分類

01191559

『アセンブル 共同体の幻想と未来』展を表参道Eye ob Gyreで見た。多くは写真やテキストや映像のドキュメントが多い展覧会だけど、とても力強い。
プロセスを大事にし、プロセスを大事にしているということを堂々と言う。やってきたことを丁寧に説明しながら並べていくだけで、良い展示体験になる。プロジェクトの現場が本当の現場なのか展示しているこの場所が本当の現場なのか、どちらかひとつではないし、そういうことはあまり大事じゃない。やっぱり廊下のような場所に身を置くのが面白い。共同体とかコミュニティをとっかかりにして、なにかを扱っているようにみせかけている美術の作品は多くあるが、アセンブルのは建築の実地の現場があって実際にそれが機能しているという点でめちゃめちゃクリティカル。勇気をもらった。いつかグランビーのスタジオに行ってみたい。

Comments (0) | More: 未分類

01182041

「星を継ぐもの」と「この世界の片隅で」を同じ時期に体験できてよかった。「星を継ぐもの」は世界を作り上げていこうという感じがするけど、「この世界の片隅で」は受け身で世界を捉えている感じがする。真逆だ。どちらの感覚も持ってたいと思う。みんなこの世界の片隅で生きつつ、星を継ぐものでもあるから。

Comments (0) | More: 未分類

01121244

iPhoneのゲームにハマってみてつくづく思ったけど、暇を潰せてしまうっていうのは明らかによくない。作ったり考えたりしなくなる。暇という言葉がまずよくないんだけどそれは置いといて、自分をつくったり考えたりするしかない環境に身を置くにはiPhoneは必要な時以外は手元に置いておかない方がいいとわかりつつ。

Comments (0) | More: 未分類

01191005

清掃バイト7日目が終わった。今日は10人いたし、時間よりも3分くらい早くおわった。これは珍しいらしい。
パチンコ台はごつごつしていて、プラスチックの部分と、金属の塗装を施してある部分がある。そこを両手にウエスを持って拭いていくんだけど、ごつごつしているのでそれをなぞるようにして拭いていく必要がある。安っぽいプラスチックの台を、ごつごつした形に手を添わせながら、愛でるように拭く。ちょっと彫刻的な作業。でも何かをつくる作業ではない。毎日同じ作業をしている。清掃は引き算みたいなものだ。昨日の汚れを落とすために今日も同じ作業をする。0に戻す。また汚れるので翌日また0に戻す。この繰り返し。マイナスになることはない。台が拭けたかどうかは見た目が全て。指紋が残っていたりタバコの吸い殻の白いのが残ってさえ居なければクリア。金属になっている部分は指紋が目立つのでそこを注意しながら拭く。うちの実家のお風呂の蛇口にも銀色の金属の部分があって、お風呂を最後に使った人はそこを拭く習慣がある。そこだけ綺麗になっていれば、全体が綺麗になっているように見える。金属の部分を拭くのは人間の共通認識なのか。今度パチンコ店に客として行って、普段どのくらい汚いのか見てみたい。
たぶんどの職場でも、長くいる人はそれだけで価値をもってくる。技術よりも関係性のほうが大きな価値になる。

Comments (0) | More: 未分類

01121231

01121231

昨日、お花茶屋駅前のマクドナルドにいたら隣の席で何かのドライバーの仕事の面接をやっていた。面接してる方はたぶん40代くらいの男性で、面接を受けている方は50代くらいの男性。とってもよく喋る面接官だった。面接官が話している途中で面接を受けている男性も話をし始めて、面接官は一通りそれを聞いたあと「話をしてる最中に割って入ってこられちゃうと困るんで、まずは話を聞いた方がいいと思いますよ」と怒ってた。面接を受けている方の男性は「すいませんでした」と言っていた。

僕は僕で今日初出勤。確か4年前の4月か5月にも上野公園に来て、公園の植え込みの石に座りながら清掃員のアルバイトの面接を受けていた。また上野に戻ってきた。今回は3月まで働く。年末にミスタードーナツで面接をした。パチンコ屋の開店前の清掃員のアルバイト。色々な環境に身を置くことは大事だと思っているけど、また清掃員のバイトを始めてしまった。またここに戻ってくるとは。前回は四谷の小さなビルを一人で清掃する仕事だったが今回の仕事は開店前の店を10人くらいで清掃する。
朝8時前に店の裏口に集合。何人かは話してるけど、多くの人は一人で立って開始を待っている。やがてシャッターが開くと同時に全員が無言のまま中のゴミを外に出す。そんで中に入るとすぐにみんな散り散りになる。全員が全体のタスクをわかっていて、そのなかで自分のやるべき仕事もわかってやっているんだろう。僕は今日が始めてだったので、リーダーの人についてまわって色々教わりながら作業をしていったけど、今日までのあいだ毎日この作業がこの店で行われていて、その過去の積み重ねでこの無言のうちに仕事を分担してやるチームワークが出来上がっているのだと思ったら、しかも上野のパチンコ屋はこの店だけじゃないと思ったら気が遠くなった。ほんとマジでいろんな仕事があるなと思う。僕はたぶん小さい頃から、小さな単位で自分がイメージできる範囲の数でしかこの社会の集団を考えられないような癖がついてしまっていて、(というかこれはみんなにも共通している癖なのか?)あたりまえのことかもしれないけど、自分でこうやって働いてみないと、電車に乗っている仕事に向かう人とか、街を歩いてる人とかみんながなにかしら労働をしているとは頭ではわかっているんだけど、実際に人がそれぞれの労働をこなして生きているイメージがうまくできない。
それにしてもしかしこの国は人口が多すぎて、社会が「全体で生きてるかんじ」みたいなものはもはや誰もイメージできないんじゃないか。カッパ師匠になった一郎さんが静岡でつくったお茶と大豆を送ってくれて、とっても嬉しくて一晩飾ってから家族で飲んだのだけど、お茶には小論文のようなものが付属していて、そこに「みんな食べ物が必要なのにほとんどの人は食べ物をつくっていない不思議」と書いてあって、確かにそうだなあと思った。でもみんながみんなして食べ物を作る必要がなくなったから車ができたり大量の電気がつくれたりファミレスができたりコンビニができたりしたわけで、しかしいまは人口が多すぎて訳がわからなくなってるんじゃないか。全てのシステムとか制度とか、物とか料理とか交通機関とか電気とかは、人がつくっているものだということをイメージできないくらいわけがわからなくなっているので、色々やばいことになっているんじゃないか。全体をイメージできないと、思い込みで怒っちゃったり悲しんだりして、変な大統領を選んじゃったりしそうだ。MUSEもhow can we win when fools can be kings?と歌っていた。
「縫い目」のように考えるのがやっぱり僕にはわかりやすくて、見えていない部分も糸はつながっていて、表に出たり裏に引っ込んだりするから縫い目は強くなる。縫い目のようなものとして世界を直感で感じる。一郎さんも言ってたけど。直感。きたえんといかん。

人口1億2千万人の全体と違って、今回のパチンコ屋はそんなに広くなく、人数も10人くらいなので誰が何をやっているのかはなんとなくわかる。みんなお互いになんとなくわかりながら、誰もやってないところをモップがけしたり拭いたりしている。台を拭く、モップをかける、掃除機をかける、ゴミを拾う、球を拾う、トイレを掃除するなどの仕事を無言のうちに分担してやっている。これをやったらみんなが助かるだろうとか、これはもう誰かがやっているだろうということをみんなイメージできている。しかしこれが1億人になったらと思ったら恐ろしい。
リーダーの人が金沢21美の黒澤さんに雰囲気が似た女性で親近感がわく。「人間の脂はすごいんですよ」「人間の指紋」「人間は面白いよー」ということをよく言っていた。わずか1時間半の労働だけど、やってる最中は長く感じた。終わってみるとあっという間だと思った。明日も仕事。

それにしても文章をかくというのは、草むらのなかで逃げ回る蛇を捕まえるような感じで、尻尾のようなものを見つけたらすぐに捕まえないとどっかに逃げていってしまって見失ってしまう。

Comments (0) | More: 未分類

0109

1月 09, 2017

家族で「この世界の片隅に」を亀有で観た。「かぐや姫の物語」を高松の映画館で見たときのことを思い出した。輪郭戦がぶるぶる震えるような、ああいうアニメーションが映画館で見られるようになったんだと。その延長にあるような。着物をもんぺにするシーンで頭の中のことがスクリーンにそのままでてくる感じとか、夢と現実が混同されたりする感じが、編集・カットすることや物語の中で次々に出来事が降り注いでくることに対して役割をこなし続けることがつながっている。アニメーションという手法に対しての自覚と、物語の中身に対しての自覚が同じライン上にある。
「火星の人」のことも思い出した。細かいディティールが、現実の出来事が話をつくっていく。そこに「作者」の”想像力”はいらない。細かく、例えばご飯とか、服とか、景色を検証していくと自然と物語が立ち上がってくる。
トランプ大統領の演説やツイッターでの発言と、それに湧き上がる人たちとを見ていて、もしかしてこんなノリで原爆を落とされたりしたのかと思うと怒りが湧いてくるが、映画の中で最後のシーンですずが玉音放送で怒ったことは、これに近いのかな。
また「言葉で考えること」と「生きること・役割をこなすこと」の間にある溝についても思い出した。というか「一人で考えたり作ったりすること」と「みんなで生きること」のあいだにある溝の大きさというか。家族で見て、一緒に見た人を離れてこうやって一人で言葉で色々考えて分析しようとする行為自体もナンセンスだと思ってしまうような。そういう批評性もある感じ。まいった。

Comments (0) | More: 未分類

12251747

12月 25, 2016

硬貨の汚さが最もわかるのは、銭湯にいったときお風呂から出て100円返却式ロッカーをあけて、100円玉を財布にしまうために財布をあけたとき。お風呂上がりの今の自分とはとても遠いところに在るものだと感じる。いつもよりぎらぎらして光っているように感じる。お風呂場と硬貨は相性が悪い。

Comments (0) | More: 未分類

12172207

12月 17, 2016

中町通りの民芸店の「サザン」に置いてあるアジアの民芸品は、何に使うのかわかるようでわからないものや自分とは民族的に違うセンスで描かれている模様のものがあったりしてそういうものばっかりの空間にいると、ちょうどよく何かと何かのあいだにおさまってるというか、名前がつけられない、深いところに沈んでいくマインドセットになってくる。とても落ちつく。コップでも鏡でもないけどコップや鏡になんとなく近い気がするものとか、本当に何に使うのかわからないけど長く使われていたことが推測できるものとか、山に山と名前をつける前の状態で山を見ているときの気持ちに戻れる感じがする。用途がわからん民芸品に囲まれているということは、名前が付けられる直前の状態のものに囲まれているということで、それはマクドナルドやスターバックスとは反対の状態で、松本には個人で経営しているお店、例えばバーともライブハウスとも言えるけどどちらでもない店とか、ジャンルに回収されない店は多いけど、この民芸のスタンスとも相性が良いのかもしれない。新美くんがやってるギブミーリトルモアは奥にライブハウスがあってそこに行くにはバーになってるスペースを通らないといけないんだけど、奥のライブハウスにいくために人が集まってくるんだけど、手前のバーのほうが大事だと思う。バーだけでもだめで、ライブハウスだけでもだめで、ライブハウスとバーが別々の入り口をもっていてもだめで。一応何かを設定するんだけど、そこにいたるまでの「廊下的な場所」に本質があるというか、そういうことをやるには松本はとっても良い場所なんだと思う。気づけばawaiも同じ構成になっている。いわゆるオルタナティブスペースがたくさんできてることと民芸運動的であることは近いところにいるというか。

Comments (0) | More: 未分類

12172000

体をつかうことによってプロジェクトにちゃんと血を通わせる。自分はアジア人である

Comments (0) | More: 未分類

12142308

ガストにて。水が半分くらい入ってるグラスを左手でつかんで持ち上げ「これから水飲むよ」と心の中で呟きながらグラスを口元に持っていき、水を一口だけ飲んでまたおなじ位置に戻した。この動作を二回繰り返したら、なんだかじわじわと感動が押し寄せてきた。
体のなかの色々な神経が伝達しあって筋肉が動いて一つの動作を成し遂げているのが実感できた。僕は”あいだ”をすっとばして考える癖がある。何人かで一つの作業を行うときなんかに、例えばテーブルを動かすときなんかに「一旦持ち上げて、それから時計回りに回転させて運びましょう」みたいなことをみんなが口に出して議論しあってるのを見てると「そんなことわざわざ事前に口に出して言わなくても、とりあえずテーブルをみんなで持ち上げたらどうすればいいかわかるのに」と思ったりする。人が何人も集まった状態で一つのことを成し遂げるのに一番良いのは、それぞれが筋肉と神経みたいに伝達しあって動くのが良いけどそのために言葉を介してコミュニケーションしなくてはいけない現状だ。

Comments (0) | More: 未分類

12060059

エアコンの室外機が敷地から少しはみ出ているんじゃないかと隣の敷地の持ち主が言ってくる問題に頭を悩ませる。確かに室外機の足部分が5~10cmくらいはみ出しているっぽい。なのでそのプラスチックの足をとりはずし、それより短い木製の足をつくって室外機に取り付けた。たぶん5センチくらいは引っ込んだ。でもまだ数センチはみ出しているかもしれない。隣の敷地に室外機の足が数センチはみ出してるという状態で生きている。

Comments (0) | More: 未分類

20161207

関係者が関係者と繋がって関係者になっていく。それを文化連携と呼ぶ。

Comments (0) | More: 未分類

12071651

わからん。知るほど分からなくなっていく。震災についてやることが大事なことなんだと思い込もうとしていないか。身内でやっていれば良いと思えることが、万人に開いたかのようなフリをするととたんにうさんくさくなる。ただ、こわいものはないと思えた。それは良かった。自分の中に関して迷っているのか、外に関して迷っているのかもわからなくなってきた。

Comments (0) | More: 未分類

12022042

名古屋から松本への高速バスの中。関西国際空港についたあと、朝まで空港のベンチで仮眠(仲間が何人かいた)し、12月1日に大阪から浜松まで新幹線で移動。初めて浜松に降りた。リトミックという方法論で音楽教室をやっている北市さんと合流して砂丘や秋野不矩美術館を見て回って北市家に帰ってくる。夜に旦那さんも帰ってきて一緒にご飯。旦那さんは自動車メーカーのスズキで二輪車のエンジニアをやっている人。起こされてきたスケッチをかくデザイナーがいて、それを設計図にする人がいて、クレイモデルをつくる人がいる。クレイモデルはデザイナーが削ったりして形を整えたりするらしい。スズキには一人天才的なデザイナーがいたが、今では彼は昇格して「削り」はやらなくいなったことを「もったいない」と言っていた。デザイナーが現場で手を動かすことを「削る」と言うみたい。旦那さんはデザイナーと話し合いながら車輪まわりの設計をやり、大量生産できるようにもっていく仕事らしい。工場の余りのステンレスでつくった手作りの小さなナイフを見せてもらったけど、そのクオリティの高さにびっくりした。手作りとは思えない。さすがスズキのエンジニアだ。他に人間の耳がノイズキャンセリング機能を持っているという話など。
今日はまずノヴァ公民館とアルスノヴァを見学した。刺激をもらった。「ただ存在している」ということへの前向きな肯定を感じた。人がただそこにいるというだけで、何かしら「成っている」のだという主張を感じた。そのあとアクトタワーというバブル期に建てられたけど家賃が高すぎてガラガラ状態の超高いタワービルの展望台に連れて行ってもらった。天気がとてもよくて富士山も見えた。浜名湖のあたりが台地になっていて、海抜の低い浜松駅周辺の中心街と台地との境界がよく見えてとても面白かった。海から山に向かって、台地のラインに沿って林がいくつも並んでいた。
そのあと鴨江アートセンターへ。解体が決定していた明治時代の空気をのこした警察庁舎をアートセンターに改装したもの。浜松はトヨタの創業者を生み、スズキも生んだ。車の製造で発達した町というのもあって、町も車社会。なのでみんな車のスピードでしか町を見ておらず、それをなんとかしたいという話をした。車向けの大きな看板なんかも景観をめちゃくちゃにする。スピードの問題。なにか考えたい。自分と浜松との接点をさぐりたい。スピードの問題といいつつ僕はいま松本行きの高速バスにのって時速100キロで移動している。

バスの中で「星を継ぐもの」を読み終えた。素晴らしかった。冒頭を読み返してみたら、その部分を札幌での天神山スタジオのロビーで読んでいたことを思い出した。読書の記憶は場所の記憶とセットになりやすい。それにしても、まさか「星を継ぐもの」が私たちのことだったとは!すごい本だった。最後にとんでもない解が示されて、それでびっくりしてたら間髪入れずそれをしのぐ仮説がたてられて鳥肌のまま読み終わった。
どんでん返しがロジックによって成されてる。SFなのに。徹底的に科学に基づいてストーリーが組まれていた「火星の人」を読んだ後ではちょっと無茶なところもあるけど。でもロジックの作り方と、想像力の大きさというか射程の遠さというか、すごかった。「現実もこの設定でいい」と思ってしまう。ちょうどパンスペルミアのことを知ったあとだったのでなおさら。

Comments (0) | More: 未分類

12010106

熊本で見たジブリの立体県建造物展。「絵がうまいなー」という感想が最初に出てきた。でもすぐ後に、この絵は何のために誰が描いたものなのかと思ったりして、そういうことを考えるようには展覧会を作っていないのだと思い当たった。最後の方に宮崎駿さんが荒川修作のアイデアをもとにして描いた住宅の絵があった。宮崎さんは荒川さんを「畏友」と呼んでいた。犬の顔をした荒川さんが「宮崎かってに変えるな」「本当はもっとスゴイんだぞ」「宿命をひっくりかえすノダ」「イイカネ」と話している。

Comments (0) | More: 未分類

11302052

11月 30, 2016

熊本交通センターから高速バスにのって2時間で福岡の天神に着いて、rethink booksという本屋さんでぶらぶら立ち読みをして、地下鉄で福岡空港に向かった。福岡は空港が市街地から近くて良い。
福岡空港から関西国際空港に向かうJETSTARの飛行機を予約していて空港でチェックインしようとしたらなにやら会社のシステムがダウンしていて、自動チェックインができなくなっている。ウェブチェックインも「予定通りサーバーメンテナンスのために利用できない」ということでできない。それだけじゃなくて面白いのが、手動のチェックインカウンターにみんな並んでるんだけど、そのチェックイン処理もパソコンではできないらしく、何も印刷されていない紙の航空チケットにスタッフが手書きで「SATOSHI MURAKAMIサマ」「seat 19D」とかって書き込んで渡してくれた。レアな半券を手に入れた。
機内で「星を継ぐもの」を読みながら離陸を待ってたら僕のすこし後ろになんどもクルーを呼ぶ男性がいて
「この遅延はどういう理由によるものなんですか?会社側の・・システムが。なるほどなるほど。到着してから、まあ僕は帰るだけなんでいいんですけど。他の人で次の乗り継ぎとか、予定とか遅れた人に対して、会社側はどういう対応を・・・。なるほど、まず着いてからですね。わかりましたl」
「混乱してるなかこういうこというのは申し訳ないんですが、いまこの飛行機は飛べる状態なんですか?書類の作成に、時間がかかっている。なるほどなるほど」
「今トイレは使える状態なんですか?いいんですか?はいはい」
「いや僕もね、お客様を相手にする仕事をしているものですから。どういう状態なのかなと思いまして。混乱しますよねーこういう時。」
「いやなんか喉が渇いちゃってね。ちょっと飲み物をとっていいですか。ああ、アルコールしか持ち合わせが無くて、持ち込みのアルコールを飲むのはダメなんですよね。販売してる飲み物を買いたいんですが、現金ですか。ああJCBは使えない。現金で。はい。領収書というか、レシートもらえますか。簡単なのでいいので・・」
とかいろいろ大きな声で話している。機内はピリピリしてる。右隣の女性は誰かに電話して「もう30分以上座らされとる。超イライラするわー」と言っている。

離陸した。僕の左に座ってる人も、左斜め前の人も静かに待っていた。機内のピリピリした空気は一部の人たちがつくっていて、その一部の人でさらにタチの悪い人は、自分のピリピリを他人も感じていて、それを自分が代弁してやっていると思い込んでいる。
それにしても星を継ぐものが面白い展開になってきた。ミネルヴァという星が実は地球のことなんじゃないかという!

Comments (0) | More: 未分類