2015/6/27 いわきから郡山への道
志賀家のお父さんが家をトラックに積んで郡山まで運んでくれた。
福島県は浜通りと中通りと会津若松の三つの地域にわけられる、いわき市や原発がある浜通りから郡山市や福島市がある中通りへの道は、だいたいどこも似たような山道になってる。
遠野町。こんな山道にも生活がある。とんでもないとこに家が建ってて、おじさんが畑仕事をやってたり、女の人が犬の散歩をしてたりする。
石川町。真ん中あたりにぽつんと立ってる大きな木は桜。そばの家にはカラスを飼っているおじさんが住んでる。おじさんはそのカラスが自慢で、桜を見に行くとカラスの話をしてくれるらしい。
玉川村。突然視界が開ける。ここには空港がある。昔は韓国からの客がたくさんいた。
バブルの頃に、韓国のパチンコ資本系の人達が一斉につくったゴルフ場に来るために韓国から観光客がたくさんきてた。この辺は雪が降らないので冬でもできる。でも震災後はぱったりと来なくなった。写ってる電車は水戸と郡山をつなぐ水郡線。