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21日に池田卓馬さんと八甲田大岳に登り、下山したあとに酸ヶ湯温泉という温泉に入った。シルバーウィークのど真ん中だったので、全国から観光客が来ていて、店の外も中も駐車場も賑わっていた。登山客だけじゃなくて、温泉だけに入りにきた客もたくさんいる。その温泉のなかに「ひば千人風呂」という名前のお風呂があって、混浴だった。僕と池田さんはせっかくなのでそっちに入ろうということになり、普通っぽい浴室のほうじゃなくて千人風呂のほうのチケットを買った。入ってみると脱衣所がびっくりするほど人で混雑していて、着替えるのにまず一苦労した。「混浴」としか書かれていないので、なにかルールがあるのかもわからず、まわりを伺いながら浴室に入った。浴室は天井がとっても高くて、ひばすべてひばでできている。広い浴槽だけがあって、シャワーはない。とても気持ちよい空間。だけど人が多すぎる。しかも目につく99%は男性客で、みんな所在無さげに立ってたり、浴槽にこしかけてたりする。温泉は白濁していて気持ち良さそうだけど、なぜか浴槽の真ん中でお湯につかっている人がすくない。みんな立ってたり歩いてたり、浴槽の隅で腰掛けてたりする。そして面白いことに、みんな女性客がはいってくる方向を向いている。浴室には間仕切りがあって、だいたい男性:女性で7:3くらいの割合で空間が仕切られている。でも間仕切りが無い部分もある。そして、間仕切りが無い部分には女性客がほとんどでてこない。3人くらいは確認できたけど、みんなお風呂用のふくを着てる。バスタオルを巻いてる人もいる。でもほとんど間仕切りからでてこない。その間仕切りのほうを見ながら、50人以上の男性客が所在無さげにしている。異様な雰囲気だった。

Posted by satoshimurakami