10051205
家族や親族何人かで、低い建物が多く、淀んだ空気が漂っている町(かつて被差別部落だったであろう町)を歩いている。
そして父親に「ここは○○(聞き取れなかった)という土地だから、手で印くらいは結んどいた方がいいぞ。○○(聞き取れなかった。「キツネ」という単語が入っていた気がする)の印、知らないの?」
と言われる。父は手で、ちょっと複雑な印を組みながら、それぞれの印とその流れが持つストーリーを教えてくれる。最初は、なにか恐ろしい物に対して矢を放つという話だった気がする。
そしたら突然、道の左側から大きな猫みたいなものが、金属のフェンスをやぶって飛び出してきた。全体的に白い毛だけど、傷や汚れがたくさんあったように思う。そして、左側の目だけが確か3個ついてた。目は完全にイッてた。
僕たちはいつのまにか、その化猫から走って逃げている。誰かがそいつに矢を放ったが、その一発目の矢は口でキャッチされ噛み砕かれる。二発目の矢を、何かまじないをかけて放とうとしているときに目が覚める。