01201306
BBCでマイクロソフトのカーボンネガティブのニュースを読んでなんだかぐっときてしまった。「全てを解決する夢の技術が到来する」か「解決は不可能」みたいな二つの極で話題にしてしまいがちな環境のことにずっと前から取り組んできて、今もカナダのカーボンエンジニアリングという会社では1日1トンのCD2が待機中から取り除かれ、1日バレルの燃料がCO2から作られていて、近い未来その商業施設を立てるべく低コスト化に向かっていて、2018年時点で1トンのCO2を取り除くのに100ドルまで抑えている(これは2010年で予想された額の1/6らしい)というニュースもあり、課題をひとつずつ解決してすこしずつ前に進めていくし、2050年までに自社がこれまでに排出した全てのC02を待機中から取り除くという大きなビジョンも描く。さらにはパリ協定があったのに各国政府は実際的な行動に移っていないという批判もしていて、地球を背負って立つという自覚の強さとか、説得力に打たれた。いろいろ文句をつける人もいるけど少なくともうちの国の「セクシーに解決しないといけない」とか言って環境サミットに行った出先で牛肉のステーキを食べている環境相が恥ずかしいことは間違いない。