03161028

怪獣のゆくえ、という映画を観る夢。主演は芦田愛菜。なんかめちゃくちゃだったが盛りだくさんで楽しかった。小学生の娘の卒業式を、昔カタギの漁師?の父親がサプライズで祝う。高さ10メートルはありそうな、大きな陸橋の骨組みみたいな古くから伝わる神輿のようなものを、仲間とともに卒業式のために引っ張り出し、学校?に向かう。この神輿?はもうボロボロだからな、これで壊れるだろう。これが最後になるな。と。謎のナレーションが入りながら、神輿は山を下っていく。
そして映画が始まり、芦田愛菜がみんなからお祝いをされる。が、神輿はいつの間にかゴジラのようなものにかわっており、それを担いだお父さんたちはそのことを秘密にして、映画に参加?している。音楽が多用されるポップで派手な映画だった。劇場はめちゃくちゃ広く、映画というよりも野球場で演劇を見ている感じに近い。芦田愛菜が、なにか怪獣のような姿をして袖から出てくるはずが、そこに投影されているはずのcgが投影されておらず、出てきたのはただの芦田愛菜。行進が終わったところで、スタッフらしき声で、芦田愛菜にわびの言葉。観客はこの結末をわかっており、ドッキリだと知っている。芦田愛菜、放尿しながら退場。放尿には、そりゃあそうなるよな、と納得の理由があったが、忘れた。その鮮やかな青色のおしっこを飲む男の子がいる。観客から、すげえ…というどよめき。芦田愛菜は軽蔑の目で彼を見ている。僕はそれを目の前で鑑賞している。芦田愛菜が袖に引っ込み、ゴジラのテーマ曲が流れ始める。しかしお父さんが担いできているはずのゴジラがなかなか現れない。映画の舞台は宇宙に変わっており、観客が手元の小道具を使って襲ってくる宇宙船を撃ち落とすアトラクションになっていた。なんかまとまりのない映画だなと思い始めたところで、目が冷める。

その映画の前に、すべり台の上で文庫本を読む夢も見た。小説だった。

Posted by satoshimurakami