結婚に金がかかるというのは思い込みだ。離婚には必要だけど。

スマートフォンで女性主人公のオフィスもののノンフィクション漫画などを読んでいると、結婚にはお金がかかるという描写が頻繁に出てくる。結納をしたり給料三ヶ月分の指輪を買ったりするというセオリーが当たり前だったころ(これもある年代からある年代までの、ごく短い期間だと思うけど)は、そりゃあたいそうなお金を用意して、人生をかけて準備をせねばという感じだったと思うけど、最近は割とフランクにカジュアルに入籍だけしましたとか、レストランでパーティーだけやりましたとか、そういう例が確実に増えているのに、結婚にはお金がかかるという思い込みはまだ刷新されないまま根強く残っているのかもしれない。天動説が覆ってから500年も経っているのに、いまだに「陽が昇る」という言い方をしてしまうのと同じように。(05100723)

Posted by satoshimurakami