10月16日

にちようび。家の隣に銭湯があるおかげか、空気が温かい。人の声と、銭湯の煙の熱。

作品(に限らず、もろもろの制作活動)の一貫性のなさを、自分は気にしているかもしれないという話を人にしていて、何故そうなのかと思案して、
「人生をかけてひとつの大きな建物を建てるように制作するべき、といった考え方をしているかもしれない」
と言った後で、これを村上春樹ふうに言いかえるなら、
「人生をかけてひとつの大きな建物を『解体』するように制作するべき」
になるだろうな、そしてそちらのほうが実感には近いかもしれない、解体のほうが、一貫性のなさに説明がつきやすい。と考える夢をみた。

Posted by satoshimurakami