1月22日

ながいあいだ宇宙船が人間の「種」を探しながら宇宙空間を漂い続けていて、ときどき石や植物の種に遭遇したら、その中の物質を取り出し、宇宙船が格納している卵のようなものに入れてみる、ということを繰り返している。このプロセスはすべて自動化されている。いわば人工授精のようなものなのだが、成功率は高くない。しかしこれを何万回か繰り返せば、確率論的にこのくらいの期間に一度は成功するはずだ、と宇宙船の中で誰かに説明される夢。

 

早稲田大学の文学部や文化構想学部の学生たちと話す機会があった。彼らは一人の中で、パーティーピーポー感と根暗感が同居しており、希望である。

Posted by satoshimurakami