エビハウスでの会話
(*_*)「細胞って半年で全部入れかわるんでしょ。あれ。三ヶ月だっけ」
(°_°)「全然違うけど」
(・ω・)「なんで私の傷はずっと残ってるの」
(°_°)「マッサージとかすればいいのかも」
(・ω・)「あ、マッサージ。ガン細胞も育つらしい」
(u_u)「え。そうなの」
(・ω・)「おばあちゃんにマッサージしてたら、医者にあんまり良くないって言われた。『え、でも気持ち良さそうな顔してますけど』って」
(*_*)「短期的な快楽を取るか。死をとるか」
(°_°)「それでおばあちゃん死んじゃったらやだね。私がおばあちゃんを、、みたいな」
(・ω・)入れ替わった細胞を外に寄せてったら、自分がもう一人できる」
(°_°)「たしかに」
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2015/6/8
今日は流山から取手まで歩いて、茨城県取手市にある芸大生の友達が住んでいるシェアハウスの敷地を借りた。
ここは東京芸大の取手キャンパスに通う学生4人のシェアハウスで、3年前にここを借りて、それからずっとメンバーも変わらず一緒に暮らしている。「エビハウス」と名付けられている。
住人はそれぞれ、明後日学校に提出しなければいけない卒業制作のプロポーザルを書いていたり、韓国料理屋のバイトを辞めて新しくはじめたマンションの植栽を整えるバイトに行ったりしている。花壇に生えた雑草を抜いたりするらしい。
エビハウスにはサンルームもある。
「晴れた日には、『乾燥機かよ』っていうくらい早く乾きます」
と言ってた。
「ちょっと手伝って欲しいことがあるんですけど」
と言われて、半年分くらいたまった瓶を住人二人と一緒に捨てに行った。買い物カゴに溢れるくらいの量を手分けして持って出た。
エビハウスの前には狭くて急な石の階段があって、おまけに暗い。二人の住人はいつものことのように懐中電灯を持っている。僕はその明かりを頼りに歩いた。
ゴミ捨て場に着いてみると三つの箱があった。箱には他の瓶はあまり入ってない。大量の瓶を、透明と黒と緑それぞれの色に分けて捨てた。一本だけ青い瓶があった。
「これは緑だ」
と言ってそれは緑の箱に捨てた。
二人の住人は、溜まっていた瓶がなくなって嬉しそうにしていた。
2015/6/7
敷地は去年もお世話になった真言宗豊山派の寺院「光明院」の境内を借りた。尋ねた時住職さんはいなかったけど、奥さんが僕のことを覚えてくれていて
「もうすぐ子供達と一緒に帰ってくると思いますよ。どうぞどうぞ」
と境内に迎え入れてくれた。去年と同じ位置に家を置かせてもらった。
このお寺は200年ほど前に建立された寺院で、現住職は25代目の椎橋友都さん。婿としてこのお寺に入って、3年ほど前に亡くなった先代の跡を継いで住職になった。3人の子供と奥さんと義理の母親と暮らしている。次男は三ヶ月ほど前の朝から、お父さんと一緒にお経の真似をするのが好き。
近くに「一茶双樹記念館」という建物がある。小林一茶のパトロン的存在だった双樹という人(大金持ちだったらしい)がいたのもあって、一茶がよくこのあたりに来ていたという。月曜日は休館日で記念館には入れなかった。
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中川沿い。埼玉県の三郷中央駅の近くに気持ちの良い緑地がある。静かな住宅地のなか。
川に橋がかかっている。橋の下にルアーで釣りをしている男の人がいる。全然釣れてなさそうな様子。魚を釣るというより、練習のために竿を降っている様にもみえる。
橋の上をピザの宅配バイクが通る。ママチャリに乗った6人くらいの家族連れが橋の上で停まって下を覗き込む。お母さんらしき人が子供に
「いる?」
と聞いた。子供は
「いるよ!」
と答えた。そしてみんな通り過ぎていく。
川をずっと見ていると、ときどき鯉が水面近くまで浮かんでくる。すこし強い西日がさしている。
向こうに高速道路がみえる。車の音が聞こえるけどうるさくは感じない。
5月22日13時27分 室町通りの町屋
京都にいる。室町通りという道にある1つの町家を縁あって訪ねた。向かいにはマンションが建っていて、両隣も新しい建物が建っている。この建物 だけ取り残されているという感じ。
昔は呉服屋さんが並んでいた。今は呉服屋さんはほとんどなくなってしまっている。向かいのマンションも昔は一軒の呉服屋だったとい う。この家も広いけれど、この通りはどの家もマンションがひとつ建っちゃうくらい広かったらしい。いまではこの町内だけでマンションが5つ建 っている。この家にも三日ごとくらいに、建設屋さんがチャイムを押してくるらしい。
裏には大きなホテルが建っていて、庭からそのホテルと、ホテルの立体駐車場になっている背の高い塔も見える。
「昔の人は、縁側に映り込んだ緑とか空の青を見てたんですね。すごいなあと思って。いまはホテルで空の青があんまり映り込まないですけど。」
「この家も古いから下水道が土管で、最近それが壊れちゃって、割れたというか、水が漏れるようになっちゃって。それで全部変えたんですよ。あと 屋根も、瓦の下に土が敷いてあるもので、このあいだその土が落ちてきて。ぜんぶ葺き替えたらいくらかかるものか。」
ここの主人はこれからもこの家を使って行きたいと思っている。
京都はジャンル問わず多くの店が"町家風"を観光客向けに売り出している。それは外向きに作られたもので、宮崎に行ったらわざとらしくヤシの木が街路樹になっているのと近い。そして昔からずっと今まで使われ続けてきて、人が住ん でいる本当の町家には「マンションにしませんか」っていう声がかかる。
「この家にも人格があるような気がする」
この言葉は繰り返し言っていた。
最後にこんな話を聞いた。
「大工さんが、庭の灯籠のところに犬がいるって言うんですよ。犬が見えるって。これはこの家の守り神だから大事にせないかん、って言ってて。難 しいこといいはるなあと思ったんですけど。」
確かに灯籠のそばの岩の一部分が犬に見える。犬が岩に隠れているように見える。
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人の話をもっとちゃんと聞こうね
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7日の夜。吉原の実行委員4人と、柴田剛さんと友達のリッシーさんとのサイコーな飲み会の席で橋本匠が、人にはそれぞれの形があって、その形と形がはまった時にグッドバイブスが生まれる。「自分でやったことを自分で展示する」ということは、そのことを考えていないんじゃないか。というようなことを言ってた。僕は個展と吉原芸術大サービスとももも展と立て続けに展示をやってみて、自分は素材なんじゃないかと思うことがあった。人に編集される方が自然だと思うことがあった。
告知
もう残り1日になってしまいましたが東京都台東区で行われている「吉原芸術大サービス」に参加しています。
「移住を生活するからだ」というタイトルで展示しています。コーヒーをだしたりもしています。よろしくお願いします。
2015年第3回「吉原芸術大サービス G.W.〜ゲイジュツ・ワッショイ〜」
会期:2015年5月4日(祝月)~6日(祝水) 3日間
会場:東京都台東区千束3・4丁目周辺
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吉原芸術大サービスの岸井大輔さんの「吉原の起源」という作品。地味に見えるけど、実はすごく狂ったことをやっていて、それでいてど真ん中ストレートなことをやっている。吉原神社のなかで「吉原御免状」という本をひたすら回し読みして奉納するというもの。観客はみんな奉納する側になって、神様が客になる。蛇の死体問題に通じる。蛇の死体を見つけた時に、「大いなるもの」に報告しないといけない気がするという問題。大いなるものを積極的に設定しないとまずいという気持ち。
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展示物としてのからだがそこにあって、そのからだから話をきく場所。そのからだに自分の話をするという場所。
個展のタイトル
大事なことに気がついたので、個展のタイトルを変えます!
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とにかくそわそわしていた。そわそわで気が狂いそうになった。そわそわの原因を考えていくと、自分の生活そのものに対する目を新鮮に持ち続けないといけないという必要性に迫られた。そのために生活そのものを制作しようと思った。なぜなら原発事故によって、僕たちがつくりだした放射能というものがどういうものなのかがすこし分かったから。彼らは10万年を生きる。僕たちはせいぜい100年程度しか生きられないし、とても飽きっぽくて、現状に慣れるようにできていて、昔の事をすぐに忘れてしまう。そんな僕たちよりも遥かに長い時間を生きる敵をつくりだしてしまっている。そして制御できなかった。原発事故によって、放射能という生き物との永遠に近い戦いが、すでに始まっていたということに気づかされた。彼らにどう対抗しうるか。このような事態にあっても可能なことは何かを考えたとき、自分の生活を制作するという態度しかなかった。
それによって、自分の日々のあらゆる振る舞いは「これは作られた生活である」という、上空からの視点を獲得する。だらしなくのびていくアメーバのような僕たちの生活に輪郭ができる。
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「歴史の動脈」を通ってない表現たちは低音が鳴ってない音楽みたい。ヘッドホンからの音漏れみたい。そんなへぼいシャカシャカ音で、皆が楽しそうに踊ってるように見える。非常に不気味。低音が鳴ってないと僕は踊れない。
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京成線に乗ったら、行商のおばちゃんが一般の客と混ざって何人か乗っていた。行商のおばちゃんは、専用車に乗るイメージがあるので、不思議に思って調べたら、京成電鉄の行商専用車は去年廃止されていた。利用者が減ったかららしい。
関東大震災による物資不足や不況よる家計圧迫など、それぞれに色々理由はあったんだろうけど、千葉でとれた新鮮な野菜を、その収穫者が直接都心に売りに行くっていう戦前からの素敵なムーブメントだった。
野菜などが入ったたくさんの荷物を車輪のついた道具等を一切使わずに、全てその身に抱えて徒歩で移動し、一般の電車に乗る。生産と流通と販売をすべて一人でやっているたくましい人たち。農家のおばちゃんが自分の野菜をトラックに積んで、都心のスーパーに搬入して、そのスーパーのレジもやるようなもの。かなりロックンロールだと思う。
03200256
展示用に過去の写真を整理しながら日記をちらちら読み返していた。どうも内省的なことを書かないとダメだと強く思い込んでいたのがわかる。今度はもっと、行った先々で聞いた会話を採集するような気持ちでまわってみたい。それを素直な風景の描写と一緒に記録していきたい。どんどんたいらになっていくこの世界の中でも、まだまだ情報や知恵は、各地の村や町に、まだらになってある。あるいは津波でなんもなくなってしまった町もあって、各々の土地に住む人が知恵や工夫を絞りながら、複雑な人間関係のなかで生活している。それをもっと聞いていきたい。市井の知性を聞き取りながら、自らも生活を営んでいきたい。常一と折口を飼う。
03102052
昨日の夜、京都から東京の実家へ家を動かした。軽トラックを借りて、奈保子がずっと運転してくれた。
今日からとうぶんは、展示の準備や、本の出版のために手や足を動かしたりという日々にする。出版社が全然みつからない。なんだか焦っている。はやく形にしたい。
京都での滞在がきっかけになって、すこし意識が変わった。僕は宮本常一をもっと具体的に自分の中に召還する必要がある。PARASOPHIA的なモノを自分の中に飼い、それをもっと押し進める。この世界にバラバラに点在している市井の知性や、交わらない問題意識をなに1つとりこぼさないように統一して、なに1つ取りこぼさないように自分の身体に内面化して、語ること。人からの話を、自分の経験として語る。そのためには民族学的な視点の持ち方が重要になると思う。原広司のような態度も。より具体的な問題意識をもち、なるべく「例え」で語ること。それらを実践するためには外への目が必要になるけど、それは「内への目の反転」としてのものでないといけない。内への目を反転して外への目にする。内省を反転して社会へのアクションにする。
03072046
今日までのこと。3月1日、神戸にいる僕と家を京都に運ぶため、椿昇さんが直々にトラックをだしてくれた。そのトラックのなかで椿さんと1時間半くらい話した。椿さんはISのことや、ロシアの政治家が暗殺されたことなどの問題を、ごく自然に自分のことのように話題にまぜて話をする。ぼくはそれがなかなかできない。試しに
「椿さんは国際的な問題を自分に引き寄せて考えてるじゃないですか。それってどうやってるんですか」
って聞いてみたら
「それは、昔から世界史オタクだったからやな。あと時代がそういう時代やったからな。いまの若い人が興味をもつものと同じように、赤軍派とかにいれこんでたからな」
というような事を言ってた。椿さんいわく、まず世代の違いがあるということらしい。椿さんの若いころは全共闘の時代で、まわりはみんな毛沢東を読みまくっていたような空気だったらしい。
京都に着いてからは、経済人の八木さんという人が全面的に協力してくれて、彼がオーナーのマンションの駐車場に家を置かせてもらい、僕はマンションの空き部屋に泊まらせてもらっている。
1日から4日までの間、八木さんやアルトテックの柳生さんに連れられて京都の経済人や文化人の方々と顔を合わせて絵を描く仕事をもらったり、「体調が悪い」ということを心配されてご飯を食べさせてもらったり、初めて見るような栄養ドリンクを70本くらいもらったり、良い鍼灸院の先生のところに連れていってもらったり、その先生からはお灸を180回分くらいもらったりしていた。とにかく椿さんや彼が率いるアルトテックの柳生さんと、京都経済同友会の信頼関係がすばらしくて、そのおかげで僕も八木さんや京都の経済人たちと面識をもつことができて、栄養ドリンクを大量にもらったり部屋を貸してもらえたりできている。僕は僕の仕事をとにかく誠実にやること。それだけが課されている。
そのあいだ体調は現状維持を保っていたんだけど、4日の夜に突然、何かにアタったような猛烈な吐き気に襲われて目が覚めて、トイレに這っていって便器に顔を出したんだけど吐ける感じではなかったので、便器に座り込んでうんうんとうなっていた。この時は本当にしんどくて、救急車を呼ぼうかとも思った。でも座ってしばらくしたら水のような下痢がでてきてそれからすこしおさまった。そのあと寝たけどまた1時間半後に吐き気で目が覚めてまた便器に倒れ込んだ。そうして戦っているうちに、朝になって東京から奈保子がきてくれて、アクエリアスなどを買ってきてくれた。一人から二人になるだけで全然違う。そして病院に行くことをすすめられた。僕は5日の夕方から行われる経済同友会主催のパネルディスカッションのパネリストとして呼ばれていて、それまでずっと寝込んでた。ディスカッションにはどうにか出席できた。不思議なことに、こういう場に出ると精神が肉体を凌駕してくれる。まだ話足りないなあというところで時間切れになってしまって、僕はその後の懇親会には向かわず病院にいった。
感染性胃腸炎と診断されて、胃炎の薬と整腸剤をもらった。あと「アクアサポート」っていう電解質補給飲料をくれた。これがあとで効いた。
6日にはパラソフィアのオープニングレセプションに潜入した。すごく盛大なレセプションで、美味しそうな料理とお酒がたくさん並んでいる。人もたくさんいた。レセプションでのスピーチを聞いていると、みんな「新しい京都をつくる」というようなワードを連発させている。「新しい〜をつくる」というのは目標にはならないような気がする。「かたち」は漠然と新しいものを目指していった結果ではなくて、目の前の問題への危機感から起こした行動によって生まれる。そしてその後に「らしさ」がついてくるのだと思う。
「イカれるのも難しいですよね。イカれようとしてイカれたら駄目なんですよね。普通にやっていっていつの間にかイカれてないと」
っていうような話を、1日のトラックのなかで椿さんにしたら大笑いして同意してくれた。そういうことと近い。
そんで今日はパラソフィア一般公開初日で、いくつかある会場のうち京都市美術館と鴨川デルタのスーザンフィリップスの作品を見てきた。体調はだいぶ良い。まだ胃腸は万全ではないけど、倦怠感はだいぶなくなった。胃腸炎になるまえよりも良いかもしれない。もしかしたら僕は1ヶ月近くずっと脱水症状気味だったのかもしれない。下痢したり吐いたり、汗をかいたりすると身体から水分のほかにいろんな大事なものが流れてしまって、それが倦怠感を生むらしい。それは水を飲むだけでは回復しない。
パラソフィアはJoost Conijnというオランダの作家がサイコーだった。
ウェブサイトもかわいい
http://www.joostconijn.org/
PARASOPHIAが開催中です
- 会期:2015年3月7日(土)–5月10日(日)
- 休場日:月曜日(ただし、3/9、5/4は開場。京都府京都文化博物館のみ4/27は開場)
- 会場:京都市美術館、京都府京都文化博物館、京都芸術センター、堀川団地(上長者町棟)、鴨川デルタ(出町柳)、河原町塩小路周辺、大垣書店烏丸三条店
- 主催:京都国際現代芸術祭組織委員会、一般社団法人京都経済同友会、京都府、京都市
- お問合せ:京都いつでもコール TEL: 075-661-3755(8:00−21:00)
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PARASOPHIAの各会場で無料で手に入るガイドブックの中に、僕が描いた「PARASOPHIA MAP」がのっています。
『とまらないひと』をめぐる鼎談とホームパーティー
◉日時:3月8日(日)
16:30〜18:00(16:00開場)>第1部=鼎談(無料)
18:30~21:30>第2部=ホームパーティー(要予約/有料)
◉概要
▶︎第1部=鼎談「とまらないひと」
・村上慧×内田洋平×荻野NAO之(モデレーター)
・費用:無料
・予約:不要
▶︎第2部=ホームパーティー「金曜サロン」・ノマド編
・費用:食材費分有料=1人2,000円
・予約:要(20名)
※ 共に普段非公開の寺院「多福院」で開催します
◉予約
メール→ tomaranaihito@gmail.com のみで受付ます。お名前、人数、明記の上メールをお送り下さい。
※ 金曜と銘打っていますが、実施は日曜日です、お間違いなく‼︎
◉内容
▶︎第1部
「移住を生活」するという移動生活を震災をきっかけとして、2014年4月7日からはじめた村上慧。
大学卒業後に客人(まれびと)ハウスというシェアハウスをはじめたのち、全国放浪の生活にはいった内田洋平。
この2人の20代の若者を迎え、メキシコ育ちで「モンゴロイド文化圏のくらし」と「妹(いも)の力」をテーマに写真家活動を続ける荻野NAO之がモデレーターとなり、現代に生きる「とまらないひと」の姿を鼎談の中に探ります。
▶︎第2部
普段荻野宅で非公開不定期に開催されているホームパーティー「金曜サロン」。
鼎談に合わせ、当日1日だけ自作の家を「多福院」に建てて移住している村上慧と共に、ホームパーティーを「多福院」へ移動し、開催します。
鼎談の3人も参加。
食事をしながら、話しながら、みなさんゆっくりとお過ごし下さい。
※ 村上慧の自作発泡スチロール製の家もご覧いただける予定です。
◉会場
▶︎多福院
※ 文明14年(1482年)、鉄船宗煕を開祖とする非公開の寺院
▶︎アクセス
・住所:京都市右京区龍安寺衣笠下町2
・MAP→ http://goo.gl/maps/NSMtl
・京都駅より
JRバス高雄京北線・周山行き「竜安寺前」下車2分
・三条・四条方面より
京都市バス・59番系統「竜安寺前」下車2分
・電話 075-461-0467
※ 申込は tomaranaihito@gmail.com のみで受付ます。
※ 駐車場はございません。
企画:アルトテック(柳生顕代)、荻野NAO之
協力:多福院
フェイスブックイベントページ
https://www.facebook.com/events/1622230764678043