世田谷文学館で原田治展をみた後にオペラシティでジュリアンオピーを見た。同じ日にみてよかった。原田治は「抽象画を描きたかった」みたいことが描いてあって抽象画も展示してあったのだけど、抽象画とイラストレーションを別のものとして考えていた印象。

「みなび」の企画で、昨日山梨県立美術館に職員の人たちと三人で泊まったあとに話したこと。スウェーデンでは庭があることが、自分の家を外から眺める時間を作り、外壁を塗るという習慣を作り、それが「外から見た自分の家」を意識させる。もっというとそれが街としての共同体意識のようなものを育てているのかもしれないという仮説。「外壁を塗る」ということは一体どういうことなのか。家は自分が中で住むためのもなのに。自分の家の外壁を塗るとは?

山梨県立美術館の学芸課の通路のところに寝る。夜9時以降は外に出れない。トイレと自販機が近くにある。

警備の人に聞いたら「出るってよー。本館は大丈夫だけど、南館の収蔵庫はやばい」って。

電波が入らないのが良いと思った。

近代西洋美術を専門とする地方美術館の学芸員の人たちと飲んだ。これからは駅とかでポスターをよくみるような絵画展の印象が変わりそうだ。

アクチュアリティと言っていた。よく。地方美術館で、集客を求められる中で何ができるか、みんな考えている。なんで日本でこんなことやってんだという疑問も脳裏をかすめる。

人はスマートフォンを手にしたことによってロバに近づいていると思ったら、路上ライブを聞いていただけだった

京都nowakiで個展をやっています。新作を含むドローイングと、新しいZINEと、「村上家に泊まるワークショップ」のドキュメントなどを展示しております。よろしくお願いします!29日は在廊します。