ピータードイグ良かった。赤いボートの絵など90年代ごろのやつが最高だった。そしてコレクション展のスミッソンのスパイラルジェッティの映像も良かった。参考になるかもしれない。

 

自分の中に居座って場所を取る者ども。悲しみとか怒りとか嫉妬とか呼び方はなんでもいいのだけど、そういうものを邪魔でも居座らせ、必要な時に抽象化して表現に落とす。計算して正確に表す。そのためには、なんというか「そういうものを反転させて手に入れた理性」に変える。人と接する時も、その者どもをむしろ「優しさ」みたいな、プラスのエネルギーに抽象化する。この過程は「反転」よりも「抽象化」と言った方が近い気がする。溜め込みすぎないようにするためには泣く。

なにかの結果を求めてなにかをやった結果全く的外れな事態になってしまい、後から考えるとなんでこれをこうしたらこうなると思っていたのか全然わからないようなこと

空港の登場待合室。マスクをしてないと「お客様失礼します、マスクはお持ちですか?」とスタッフに言われる。機内でもマスクをし続けないといけないし、必ず1席間隔を開けて客が座っている。

最初にまず状況がある。それから関係が生まれ、目的がうまれ、そこに至る過程を経る。最後にくるのは、目的ではなくて過程だ。なんだか泣きそうだ。

食べた後に植えたかぼちゃの種から芽が出まくっている。まさか食べた後の野菜の種から芽が出てくるとは、とけっこうな衝撃だったのだけど、これは狩猟採集民による最初の食料生産がはじまったときと同じ種類の衝撃。つまりこれまでは狩猟採集生活に近い形で生きていたという発見の衝撃。