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確かに朝は晴れてた。ちょっと風が強いなと思ったけど、まあこれくらい大丈夫だろと思って出発してしまった。まだ道の駅にしめでおとなしくしてればよかった。

1時間くらい歩いたところで、まったく唐突に海から暴風が吹いてきて、さらに滝のような豪雨も襲ってきた。足下が一瞬でびしゃびしゃ。窓からも吹き込んできて両腕も濡れた。あまりにも突然のことだったので 現実感がなかった。なにかを考える余裕もない。ただ気がついたらiPhoneを出して録画していた。

豪雨はすぐおさまったけど、風が突然強くなったり無風になったりする。風向きも不安定なのでたまったもんじゃない。よく耳をすますと、空の高いところからゴーっという音がする。風が通り抜ける音だ。発泡スチロールのでかい箱を抱えてる人には恐ろしい音だ。その風が時々、地上に降りてきて突風になる。

しかし僕が必死に風と戦いながらふらふらと歩いて(というよりほとんど飛ばされながら移動してい た)いるすぐ横を、自動車が風などないかのようにスーっと通りすぎていく。あれは恐るべき機械だ。

どうにか西目から仁賀保駅までたどり着いたけど、その次の町にいける気がしなかった。今日はこの町に泊まろうと思ってお寺や神社に敷地交渉したけど断られたり人がいなかったり。打つ手がなくなった。
去年象潟(仁賀保駅から10キロくらい先の街)で知り合った新田さんに「動けなくなっちゃいました。この辺に知り合いいませんか」と応援を要請したら、なんと彼の友達の斎藤さんがハイエースで駆けつけてくれた。彼らは消防署の救急隊員。僕は「救急隊がきた」と思った。さすが応援を要請してから対応してくれるまでがとても早くてありがたかった。本当に助かった。
家の屋根だけ外したらハイエース(恐るべき機械)に積めたので、象潟の新田さんの実家まで送ってくれた。

家の損傷
・屋根と屋根のてっぺんに被せてる板をつなぐハリガネがひとつはずれた
・ドアが風にあおられすぎて、片方のかんぬきがドアからはずれた
・担ぎ棒についてる滑り防止の縦棒が片方はずれた

11242109 | 2015 | 未分類 | Comments (0)

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