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お昼に湯浅家から宮崎港の方へ移動。風はあまりない。3ヶ月くらい前から僕にメールで「宮崎に来た際はうちへ来てください」っていう連絡をしてくれてた一ノ瀬さんっていう人が、宮崎港の近くに住んでる。そこへ行く。湯浅家から1時間ちょっと歩いたところ。歩いてる途中、車からクラクションを鳴らされた。久々にやられた。腹が立った。車から歩行者にクラクションを鳴らすのはなんか強いものが弱いものを一方的にやっつけるみたいで、やったらだめだと思う。僕は車に対してクラクションを鳴らしたいと思ったけど、そういうクラクションはない。考えてみたらおかしな話だとおもう。遅いものが速いものに対して鳴らすクラクションがない。そこをどけ!っていう意味でのクラクションはあるのに、危ないだろ!っていう意味で鳴らすクラクションがない。必要だと思う。歩行者用の、対自動車クラクションをつくろう。可能な限り大きな音が鳴ったらいい。
吉村町のあたりは新しく開発された土地らしく、真新しい家とか大きなパチンコ店とかドラッグストアが並んでる。一ノ瀬さんと合流して、駐車場に家を置かせてもらった。4人+ワンコが2匹の家。一ノ瀬家のお父さんが、僕に会いにきたらしい他の人や家族の人たちに
「たのむから"どこから来たんですかー"とか、いままで村上さんが歩いてきて何百回もされたであろう質問はすんなよ。いままで一回もされたことのない質問をしてみろ」
って繰り返し言ってて、僕のかわりに、僕の日記をかなり読み込んでるらしいお父さんがどんどんしゃべってくれて、僕はほとんど話さずにすんだのがとても新鮮で嬉しかったし、楽な気持ちでその場にいられた。
「日記に全部かいてあるから、それを全部読んでから、それでも何かあったら質問せえよ」
って言ってて、感激すらした。こういう言い方をしてもいいなと思った。自分で調べてから聞いてください。って言えばいいのだ。ぼくはたぶんいちいち丁寧に答えすぎている。

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Posted by satoshimurakami