8月10日11時34分

荒川修作+マドリン・ギンズの『建築する身体』を久しぶりに開いてみて、昔はまったく読めなかったけど、いまはすこし読めるようになったなと、嬉しくなった。「『有機体-人間』を場所として考える」というフレーズとか、とても興味深い。この齢になったからそう思えるんだろう。いまでもまったく意味はわからないけど、すこしずつ近づいているような気がする。

荒川修作の「言葉」についての言及。言葉は「現実から1%も真実なんかない」という発言。ここから汲み取るべきもの。もし言葉に現実的な真実など1%もないのであれば、だからこそ言葉を使うことに意味があるという一歩が踏み出せるのではないか。

Posted by satoshimurakami