4月14日
昼過ぎまで日本橋周辺をうろうろする。
古い町の一角がそのまま残されたような場所を見つける。ここで絵を一枚描く。
そのあと水上さんの実家の、葛飾区立石にあるレノロココというカフェに遊びに行く。
そこで、同じく立石に住んでる新藤さんとも合流。水上さんも三田の家から来てくれた。三人で、新藤さんが紹介してくれた、僕の今夜の滞在先の野村さんの家に行く。野村さんの家は、前にも新藤さんが紹介した作家の人が半年くらい滞在していたらしい。
みんなカレーを食べさせてもらう。水上さんと新藤さんが帰った後、夫妻が出会った経緯について話を聞いているときに、何故か泣きそうになる。住んでいる場所をでて、新しい場所で出会い、そこで家庭を築くのは、すごく大変で、すごく素晴らしくて、その凄まじさが、平坦な語りを通して透けて見えてしまったからだとおもう。