5月11日
今日は午前中、高松さんに案内してもらって国土地理院の資料館とJAXAを見学しに行った。国土地理院のほうに大きな日本地図があって、そこでこれから歩く道のりを想像して自信をなくしかける。山だらけ。
昼過ぎに松代を出発。昨日路上で知り合った建築家の女性(成島さん)のところに行く。約8キロ。
とんでもない家だった。旦那さんの実家らしい。古い家ではあるのだけど、窓ガラスの模様とかお風呂の設備は新しいもので、床には床暖房が入っていた。だんなさんも一緒に3人で、車で四季彩という串焼き屋さんにご飯を食べに行く。
話を聞いてみると、いま全部で3つの家があるらしい。うちひとつは人に貸していて、うちひとつに住んでいて、残りのひとつがこの写真のいえ。猫が3匹いる。旦那さんが朝晩来てえさをやっているらしい。成島さんのほうは「家に頓着がない」と言っていた。「だからあなたの考えもわかる」というようなことも言ってた。
この写真の家のまわりにはいくつかの納屋ともう一軒家があるのだけど、どれも使ってないみたい。この立派な家は今後どうなっていくんだろう。 このあたりを散歩して、取手のときにも思ったけど、やっぱり空き家がどうしようもなく多い。