2012年1月8日(日)ssws
今日は新宿MARZでやっていたSSWS(shinjuku spoken words slam)というイベントに行ってきました。先日の「忘れ鼠(仮)」に出演してくれたsiaoxxくんのパフォーマンスを観に行きました。
このイベントは「spoken word」と呼ばれる言葉のパフォーマンスで制限時間5分で2組ずつ戦って、トーナメント方式で勝ち上がっていくというものです。
この日の出演者は
悪霊/MOROHA(from第1次トーナメント)
灯汰/ebi(from第2次トーナメント)
三原千尋/ふんわり名人(from第3次トーナメント)
火男/siaoxx(from第4次トーナメント)
灯汰/ebi(from第2次トーナメント)
三原千尋/ふんわり名人(from第3次トーナメント)
火男/siaoxx(from第4次トーナメント)
でした。ラップや詩の朗読など発表者がそれぞれのスタイルでぶちかましていました。
初めて行ったんですが(そもそもspoken wordというジャンルを知らなかった)、みんなとっても誠実に「言葉」と向き合っていて、その純粋さがパフォーマンスや仕草から垣間見えて、とっても良かったです。
前にパフォーマンスした人を言葉でおちょくったり、わざと真似したりして、闘志をむき出しにしてるのが、観ていて気持ちよかったです。
パティスミスがフジロックで言っていた「暴力ではなく文化で戦え」という言葉は、スポークンワードとかフリースタイルラップをよく表しているなあと思いました。
MOROHAさんの「..世界は広いが心は深い!」という言葉が印象的でした。(この前に、このフレーズをかっこよくする下りがあったんですが、ちょっと忘れちゃいました)
あと「俺たちは反感を買い占めにきた」というフレーズ。
こういうパフォーマンスを観るのは初めてだったけど、ロックバンドのライブも演劇もクラシックのコンサートも美術もパフォーマンスもダンスにしても、観た時に「来る」ところは表現手段に関係なく、心の同じところなんだなと思いました。本当にいって良かった。
ただ審査委員が7人いたのですが、何故か3人がAV女優で、これがもうどうしようもないコメントを連発する3人だったので、なんでこの人達を審査に呼んだんだろうと思いました。