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釜山は全体的に街がかつかつしていて空間はすべて利用しながら街がつくられている感じだ。公園も少ない。公園は公共施設や博物館などと一緒にあって、公園の作りも道路かベンチかという感じだ。余白がない感じ。すこし息がつまる。それと路上駐車が普通に行われているので、家で歩く時は邪魔になる。

洗濯物はホテルで乾燥機にかけたけど乾ききる前にチェックアウト時刻の12時になってしまい、南区庁に置いてある家に戻ってそばにある手すりにまだ乾いてないTシャツと靴下を干した。キムさんと2日ぶりに合流(家の引っ越し日にはキムさんがくる、という日々になりつつある)して、先日の国際新聞の記事が昨日出たというので見せてもらった。紙面の半分くらい使って紹介されていた。すこし窓を直してから、南区庁から1.6キロほど離れた釜山博物館に家を移動させた。20分くらい。今日も暑い。iPhoneの天気アプリによると31度あるらしい。集団で見学に来ていた高校生くらいの学生の注目を浴びながら博物館に突入し、館内のカフェのそばに家を落ち着けた。近くにある木を囲んでいる丸いベンチにおじさんたちが集まっており、なにやら怒鳴りながら将棋をしている。市庁舎と同じような光景だ。だいたい明るい時間帯はいつ行ってもおじさんがいる。

博物館は「AFRICA」という企画展と、旧石器時代から人が住んでいたという釜山の歴史が土器や石器とともに説明されている常設展が無料で見られる。常設展を流し見してきたけど、釜山の歴史は古くから日本と共にあるということがよくわかった。昔は東莱地区が釜山の中心地だったらしい。明日またゆっくり見る。博物館は9~18時までなので館内のトイレはその時間なら使える。外にも公衆トイレがある。ここは何時まで使えるかはわからない。ここは今までと違い、博物館の敷地全体の門が20時で閉まってしまうので20時までに家に帰らないといけない。まさしく門限。それも面白い。ただし過ぎてもどこかから入れそうではある。

家を落ち着けたあとキムさんと一緒に近所に昼ご飯を食べに行った。綺麗で広い料理屋で、不思議な味(とても美味しい)のスープ(大量にわかめが入っている)とご飯(色々混ぜてビビンバにする)といくつかの漬物と秋刀魚のような白身魚を焼いたものを食した。このわかめスープ(ハングルではなんというか忘れてしまった)は、キムさんによると誕生日や出産した後などに食べる韓国では伝統的な料理らしい。誕生日に食べるというのは、出産後の母親が食べることから転じたらしい。とにかく大量のわかめを食した。そして今はそこからほど近いTOM N TOMS COFFEEというカフェにきている。これからすこし作業をして、沐浴湯を探して汗を流してから晩御飯を食べて門限までに家に帰らなければ・・。

Posted by satoshimurakami