07141306
昨日はその後、先日行ったプギョンデ大学駅の近くの沐浴湯に再び行った。あの時の大学生らしき人(黒縁メガネ)が同じくフロントにいた。お風呂から上がった後、タバコを吸いに彼が外に出てきたので「大学生ですか?」と英語で尋ねて見たら違うという。5年くらい前に卒業したらしい。ということは僕とそんなに年が変わらないはず。近くのプギョン大学でサイエンスだかメカニックだかを勉強して、いまはこの辺に住んでいるらしい。大学を出てから銭湯で働いているというところが、仲良くなれそうだ。釜山は好きですか?と聞いて見たら「so so..」と。海雲台とかが近くで便利だといってた。「ヘウンデビーチ。ビキニガールグッド」と言っていた。
お風呂から上がって晩御飯はサムギョプサルがいいなと思ってどの店なら食べられるかななどと考えながら歩いていたらいつの間にか20時になっており、結局門限は守れなかった。ハングルでサムギョプサルとわかりやすく書かれたお店に入り、再び一人焼肉を家族連れやカップルに囲まれながらかました。サムギョプサルは「三枚肉」みたいな意味らしく、二人前からしかできない。サムギョプサルと一緒に茶色くて薄っぺらい板のような見たこともないものがでてきて、何も考えずにそのまま一口食べてから一応調べてみようと持っていろいろ日本語でキーワード検索をかけてこの物体がなにかをしらべてみたら「コプテギ」と呼ばれる豚の皮で、焼いて食べるものだった。生で食べてしまった・・。大丈夫か?色々心配になって豚肉の食中毒などを調べてしまったけどそれを見ることで気分が悪くなってきたので諦めて普通に食事を続けた。何か症状がでてから考えればいいのだ・・。
ご飯のあと、家に帰ろうとしたら案の定博物館の敷地の門はしまっていたのだけど、門のそばの生垣がどうにか超えられそうだったのでそこを突破して入ることに成功した。暗くてよくわからなかったけど、たぶん蜘蛛の巣を2つこわした。しかし、門は20時で閉まるけど敷地内に眠ってもいいよなんていう公共施設が日本にあるだろうか。韓国は公に資する精神が素晴らしい。家に着いたはいいのだけど大変に蒸し暑くて寝苦しい夜で、うとうとしていたら朝5時過ぎになったという感じで眠れた気がしない。
「ここは門の中の場所だから、早朝に起こされることはないだろう」と思っていたけど甘かった。釜山の老人パワーはこんなところでも健在だったのだ・・。例によって六時前に家をノックしたりドアを開けようとする老人たち(主におばちゃん)に起こされた。中から声をだしたら家のそばにいた人がびっくりして遠巻きに眺めていた老人たちが笑う。朝から元気な人たちだよほんとに。などと思いながらもう一回寝ようとしたけどおばちゃんがふたたび話しかけてきたのでドアを開けてイルボンだからハングルわからないと、たぶん相当に嫌そうな顔をしながら日本語で言ったはずなんだけど、おばちゃんはニコニコとしたり顔で「ははん。わかったわかった」みたいな表情をしている。パンフレットをわたしたらテンキューテンキューと笑顔で受け取る。タフな人たちだ、、。ドアの前にたくさん置いていたパンフレットは全てなくなっていた。たぶんこの老人たちではない。掃除の人が早朝に取ったのか?それか韓国では古紙をなんらかお金に変えることができて、それをしようとした人が取ったのか。いったい何が起こっているのか。
老人たちは小一時間賑わってから去って行った。ここでも、支庁や南区庁で起こったことが同じようにおこったということだ。つまり、朝6時くらいにどこからともなくおばちゃんたちがやってきて、ひとしきり賑わってから去っていく。(体操をしたりもする。ここでは体操はしていなかったと思う)去った後は嘘みたいに静かになる。僕はおばちゃんたちが去ってから2時間くらいは眠ることができた。
そして今日は朝コンビニでハンバーガーとピザパンのようなものをかってイートインコーナーで温めて食べて、今は昨日行ったTOM N TOMS COFFEEの向かいにあるEDIYA COFFEEにいる。今日も暑い。どうやら釜山も日本と同じく梅雨明けしたらしい。今夜サッカーW杯の三位決定戦。見たい・・。