5月18日の日記

昼間、アトリエのメンバー5人で屋根に登った。平屋なのにとても高くて、隣の二階建の家の屋根よりも、少し離れた3階建ての屋根よりも高いように感じられた。さっきまで自分がいた庭がとても小さく、遠く見えた。いつもわたしはあそこで過ごしているのか、と。小さな庭にいるなと思った。遠くのマンションの屋上に、赤い鳥居が立っていた。風が気持ちよかった。遠くに見える銀杏の木の実が屋根の上に集められていて、鳥がここに運んできたんだろうという話をした。

映画を見るために新宿に向かう電車に乗っているとき、目線がちょうど昼間の屋根の上と同じくらいだったので、あの気持ち良さを思い出した。あの風はよかった。とてもよかった。(05181820)

Posted by satoshimurakami