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まだ明るい時間なのに電柱の外灯が点灯したのを見て、自分の家だったら電気代を気にして絶対にやらないことので、そういう節約について考えなくていいから楽だなあと思った直後にしかし、電気を発電するためには CO2を排出する必要があるので、地球の資源を無駄に使って嫌だなと思った。もしかしたら人が他人の行いを注意したり監視したりするような風潮は、地球全体が自分の家のような感覚を作り出して、地球環境問題が一人一人の内なる問題になったことと関係があるのではないか。つまり「自分事」の範囲を大きく広げていく練習を、地球環境問題がさせている。それはもちろんいい面もあるのだけど、同時に人の行いを過剰に気にするようになることも助けてしまっているのではないか。

Posted by satoshimurakami