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友達の話。むかし働いていた病院で健康診断を受けた時、大好きだったおばあちゃん先生に採血をしてもらった。先生はわざわざ「痛くするよ!」と宣言したうえで針を刺してきて、それはじっさいめちゃくちゃ痛かった(「人生で一番痛かった」)にもかかわらず、「あれはとてもよいコミュニケーション」で、「絆の証だった」という。衝撃だった。愛情があるなら「できるだけ痛くしない」のが普通なのではないか。はたから見たらパワハラ、というか「傷害」として認定されてしまいそうな話だけど、そのおばあちゃん先生と友達の関係においてはその基準が反転していたらしい。そういった、痛みを介したコミュニケーションが、独特なかたちで病院内のスタッフ同士の信頼関係をつくっているのかもしれない。

Posted by satoshimurakami