12030108
「リベラルファンタジー」という言葉をイスラーム映画祭の藤本さんのレクチャーで知った。『ムスリム女性に救援は必要か』という本で登場するらしい。「普遍的人権擁護」の美名のもとに、「ヒジャブは女性差別の産物だから脱いだ方がいい」などとムスリム女性に啓蒙することは「リベラルファンタジーの強制」なので、もっと「現実に即した公正さを提唱」する内容の本みたい。読みたい。
家父長制的で化石みたいな価値観の家庭環境で暮らしていて、ある視点から見ればとうてい許せないような扱いを受けている女性がいるとして、当人が「お母さん」「奥さん」としての振る舞いに幸せを感じているのであれば、「あなたの幸福は間違っている」とその人に言う権利は、誰にもない。とはいえ、これで何かを解決した気になることは、問題から目をそらしているとも言える…。