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|すき焼きのお知らせ|

6月 22, 2016

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松本の個展会場にて、すき焼きを食べながら編集者の川村庸子さんと気になることを話します。

日時:7月3日(日)15時~18時ごろ
鍋奉行:村上慧
ゲスト:川村庸子(編集者)
料金:すき焼き代500円+1ドリンク(あんずボー付き
定員:25名ほど
※要予約:前日までにご連絡ください
フェイスブックのイベントページで「参加予定」をクリック!
②awaiで口頭で予約
③電話(090-2427-4374)orメール(awaiartcenter@gmail.com)で予約
(すき焼きの準備があるので人数把握のためご予約お願いします。いつ来ていつ帰っても大丈夫ですが、あまり遅くなるとすき焼きが少なくなってしまうかもしれないのでご注意を)

◎気になること:

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・「作業」とは何か
作業という言葉が味わい深いと思う。この味わいはどこから来るのか。廃炉作業とか展示作業とか農作業とか色々使うけど、いったい何なのか。

・おしゃれで無菌な空気のイベントは成熟の形なのか
・「広告収入」とは何か
フェイスブックとかオリンピックとかあるけど、一体どういうことなのか。
・言葉との付き合い方
・参院選
・イギリスのEU離脱
・「まとめサイト」とは何か
・なぜ舛添さんはやめなければならなかったのか
・地震がこわい
・体験にお金を払うこと:ディズニーランドと美術館
・購入すること:クラフトとアート
・なぜアメリカは銃規制がすすまないのか
・長野にはゴキブリがいない
・チェルノブイリ法
・僕たちの原発への意識はかわったのか
・「復興する」とはどういうことなのか
(随時適当に)

◎ゲストプロフィール
川村庸子|Yoko Kawamura
1985年埼玉県生まれ。学習院女子大学国際文化交流学部日本文化学科卒。在学中からasobot inc.に参加し、ディレクターとして、企画・編集・地域のリサーチを行う(~2014年)。編集した主な媒体は、『GENERATION TIMES』(ラフォーレ原宿、04~10年)、『earth code』『survival ism』(ダイヤモンド社、10年、11年)、WEB『復興の教科書』(文部科学省、14年)。NPO法人シブヤ大学の企画・運営・姉妹校移転(06~10年)。オルタナティブスペース・undō代表(14~15年)。近年は、Art Bridge Institute機関誌『ART BRIDGE』、大小島真木特製BOOK『鳥よ、僕の骨で大地の歌を鳴らして。』、『ABI+P3共同出版プロジェクト』など、様々なプロジェクトに伴走しながら編集を行っている。

 

ちなみに個展会場には、6月23日以降は会期終了までだいたい居る予定です。よろしくお願いします。

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個展をやります

6月 02, 2016


 

『家の提出』

日時

2016年6月9日(木)〜7月4日(月)

12:00〜19:00
火・水 定休

場所

awai art center [gallery / cafe / books]

〒390-0815 長野県松本市深志3-2-1

http://awaiartcenter.tumblr.com

https://www.facebook.com/awai-art-center-875562892503200/

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6月9日(木)より、村上慧個展『家の提出』を開催いたします。

村上は2014年4月から現在まで発泡スチロールで制作した自身の家を背負って日本中を歩き、移住を繰り返しながら暮らしています。毎日たどり着いた地で他人に交渉して土地を借り、家を置いた瞬間から町中が間取りになる(自身の家は寝室に、近場の銭湯が風呂場に、公衆トイレがトイレに、そのそばの水場が洗面所に、といった具合に)その生活は、今の日本での「普通の暮らし=定住生活」を徹底的に相対化します。これは、他と関わりを持つことをテーマに制作を続けてきた作家が2011年の震災を受け浮き彫りになったこの社会の不和や違和感に正面から向き合うひとつの運動です。

本展では作家の、そして私たちの暮らしに欠かすことのできない「家」に焦点を当て、その場に提出を行います。

展覧会初日となる6月9日(木)には、金沢21世紀美術館よりチーフ・キュレーターの黒澤浩美さんをゲストにお迎えし、18:00からアーティストトークを開催します。

作家は2014年10月16日に同美術館の土地を借りているので、これを実際に「貸した」当事者としてのお話も面白いかもしれません。
アーティストトークは入場無料、1時間半程度を予定しています。終了後には懇親会を行いますのでぜひ奮ってご参加ください。

また同時に、作家が今年2月に出版した絵本『家をせおって歩く』(福音館書店)の原画展をカフェにて開催します。
併せてお楽しみください。

会期は7月4日(月)までを予定しています。どうぞご高覧くださいませ。

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|アーティストトーク|

6月9日(木)18:00〜 *終了後懇親会を行います
ゲスト : 黒澤浩美(金沢21世紀美術館チーフ・キュレーター)
*入場料無料、1drinkオーダーをお願いします
*予約不要・途中入退場可
*定員20名程。これを越える場合には立ち見となる可能性もありますのでお早めにお越し下さい
|同時開催|
絵本『家をせおって歩く』原画展
場所 : awai cafe

*会場で絵本の販売も行います

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図版 : 村上慧《長野県松本市深志 2016年5月5日〜9日》2016年

 

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6月 22, 2016

昨日、大学の友達の結婚披露宴でお昼の一時半から世田谷に行き、久しぶりに集まったので楽しくて、結局翌日の始発まで飲んだりボーリングしたりして、これ以上ないくらいに遊んで帰ってきて寝て、お昼に起きてからずっと虚脱感がある。一昨日の朝には山口にいた。そこから博多に行って、飛行機で東京にきた。山口の防府ではゲストハウスにいて、元競輪選手の人たちと飲んで、広島ではいろんなアーティストとか変な人と飲んだり話したりした。学校で授業したりもした。

昨日の披露宴にはなぜか時間の余裕はあったはずなのに遅刻してしまった。最近は気がついたら時間が過ぎてたりとかするし、やろうとしてたことや行こうとしてたとこに行き忘れちゃったりとかするのが多くなっている気がする。めまぐるしく色んなことが過ぎ去っていって、毎日の細かい感動とか失望とか、小さな絶望とか大きな絶望とか、そういう色々なものを取りこぼさないようにしたいと、こうやって昔の友達と会ったりすると考える。「今日は楽しかったー」っていうセリフを友達が言ってて、こういうセリフ久しぶりに聞いたなと思ったり、こういうこと言いにくくなってるなと気がついたりした。日々の小さなことに幸せを感じてしまうことへの怖さみたいなものは確かにある。永遠の時間と向き合うことと、日々の出来事に向き合うことは本当はほとんど同じことなんだろうけど。

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Rest Hofu junctionは、防府天満宮というやたらと猫が多くて立派な神社の参道に面して建っている。春風楼という床が高い建物があって、ここから防府の町が一望できるのだけど、その建物の床下にえらい組物が施してあるなと思ったら、五重塔を建てようとした当時の藩主が途中で資金的に挫折して、五重塔の一層目の軒下の組み物を、床下に流用したらしい。

 

ゲストハウスがある参道は、商店街になっているんだけど、シャッターが下りてる建物が多い。3,40年前まではとっても栄えてたんだろうなというオーラが感じられるけど、かつて栄えていた通りほど、シャッター街になったときに寂しく見えてしまう。神社の参道で、かつて栄えていたまちに今年オープンしたばかりの店というつながりで、awai art centerに近いものを感じた。オーナーによると、それでも防府は人口は昔からあまり変わっていないらしく、最近は若い人がカフェを始めたり居酒屋を始めたりして、楽しくなってきたらしい。ちなみにオーナーも元々防府の人ではなくて、親は秋田で、生まれは東京で、神奈川にいたり広島に住んでたりして、今は防府で店をやっている。宇部の山の中にも一軒家があって、そこにも手を入れたいんだけど、なかなか時間がないと言ってた。ゲストハウスをやってると旅人とかアートとか、これまで知らなかった世界の人たちと知り合えて楽しいと言っていた。ここでは中山うりさんとかミュージシャンのライブや、防府在住の画家の展示なんかもやっていて、今後も本棚を増やしたり色々やっていきたいと言ってた。

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0616

朝早くに雨が発泡スチロールの天井に当たる音で目が覚めた。雨が降るとパチパチうるさい音がする。たくさん降ってたので雨漏りしてないかあちこち調べてみたが、してなかった。屋根を作り変えて軒を深く出したのが思った以上に効果的だったらしい。日本建築は軒を出す事で雨から建物を守ったし、紙でできたふすまが駄目にならないのも深い軒のおかげだったんだろう。

 

ザ・タイマーズの歌で「企業で作業」というのがあるけど、「作業」とはなんなのか。言葉そのものをあまり真剣に考えても意味がないことは百も承知だけど、「作業」という言葉がもってる味わいがたまらなくて、この言葉とこの社会のあいだには妙な関係がありそう。絵を描いたり、日記を描いたりするのも作業と言えるし、宮崎駿がジブリで絵コンテを描くのも作業っぽい。

どうも毎日作業に追われているような気がする。

 

今日は周南の道の駅から15キロくらい歩いて、防府(ほうふ)という町の市街地ちかくに着いた時

に爽やかでガタイの良い兄さんに話しかけられた。この近くでゲストハウスをやっているらしい。もらったカードに室内にテントが沢山並んでる写真があった。「屋内キャンプ場」のようなゲストハウスらしい。トイレもお風呂場も洗濯機もインターネットもあって、一泊2200円というのでこれはちょうどいいやと思い、今晩泊まらせてくださいとお願いした。

  


「Rest Hofu junction」という今年の3月にオープンしたばかりのゲストハウスで、一回のレストランと一緒になってる。オーナーはもともと競輪選手だった。夜、近くの焼鳥屋に連れて行ってくれた。この焼き鳥やさんももと競輪選手で、オーナーの後輩らしい。そこで色々話を聞きながら飲んでたら、今度はオーナーの先輩にあたる元競輪選手が入ってきた。競輪選手になるためには専門の学校を卒業して、そのあと国家試験で合格しないといけないらしい。当時の競技人口は4000人くらいで、月に数回レースをしていた。一回のレースに数日かけるから、いつも全国を移動しながら自転車に乗っていた。4000人しかいないので、みんなだいたい顔見知りになる。今の人口は2000人程度だといっていた。で、だいたいみんなどこかしら大怪我を経験している。肋骨を折ったりあばらを折ったりしている。それで一緒に競った人たちが、引退してからもこうやってつながって昔の話をして盛り上がっているのは、聞いててとても気持ち良かった。

歩いてる途中、道路のポールにひっかけて瓦を一枚失った

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6月 16, 2016

周防花岡駅の駅舎がよかった。木造のかわいらしい駅舎で、目の前に大きな木(ヒマラヤスギらしい)があって、それが建物と一緒に歴史を刻んでいるようで見ていてなぜか嬉しくなった。駅には高校生がたくさん(なぜかみんな女の子だった)いて賑やかで、「~ちゃん、いる?」と窓の外から駅の中にむかって声をかけた生徒がいて「いるよー」と中の生徒が外に向かって返事をしたら「おめでとう~!」と外の生徒が答えた。それをうけて中の生徒が「ありがとうございます!」と返事をしていた。何がおめでたかったのかはわからなかった。
あちこちの家と家のあいだに田んぼがあるのも良かったし、西日をうけた家を水面に反転させて写していたのも綺麗だった。その田んぼの細いあぜ道を、小さな子供3人組が列になって歩いているのも良かった。他にも町には大きな木がたくさんあって、歴史がちゃんと積み重なっているようだった。まちの「共同性」みたいなものは、町に宿る空気のようなもので、それがあるところは自然とすれ違うときに、相手が知らない人でも挨拶をしようと思えるし、挨拶をした瞬間に、挨拶をしたという些細な事の大きさを遥かに超えるおおきな物が生まれるような気がする。花岡八幡宮もよかった。何かいた。

この生活は考えるための現場のようなものにもなっている。絵を気軽に描くようになったし、写真も撮るようになってきた。これがいいことなのか悪いことなのかはわからない。もっと写真やテキストや映像や集めた物を使って、この現場をすくいあげるような展示ができるかもしれない。

花岡を11時頃に出てさらに西へ。もう「どこまでいくんですか」と道端で聞かれても「西へ行きます」としか答えないようにしている。途中、スポーツドリンクの差し入れを頂きながら20キロくらい歩いて戸田(へた)という町についた。「ソローネ周南」という道の駅の事務所でお姉さんに敷地を交渉してみたら「いいと思います」とさらっと言ってくれて、今日の敷地が決まった。道の駅なのでトイレと洗面台はある。コンビニもある。(ATMもコピー機もある)。ただしお風呂場が近くにない。だからまた電車を使った。
戸田駅から山陽本線(この路線は岩徳線よりも本数が多いし、ワンマンじゃない。1時間に1,2本くらい)に乗って2駅のところにある新南陽駅から歩いて5分くらいの梅の湯という、これまた昨日に引き続き古いお風呂場。僕の他はみんな常連さんだった。夕食前だからだと思うけど、みんなお風呂に入ってる時間が短い。僕よりあとに来て僕より先に風呂場から出て行ったおじさんもいた。

上半身裸のまま町にでていくおじさんもいる。風呂場から出たあとの夜風が最高で、こんなに夜風が気持ち良いこともなかなかない。気持ち良いというだけじゃなんかものたりなくて、もっと町と一体になってる感じがするというか、僕のからだと町が何かをやりとりしているというか。初めて来た町で昔からやってる銭湯に入ったあとに感じる夜風は良いということかもしれない。


山口県周南市戸田

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0614

6月 15, 2016

梅雨になった。昨夜の敷地は建物の北側だったのでジメジメしていた。ジメジメした土に はワラジ虫とかダンゴムシがいる。ヤスデもいた。彼らは地を這って生きている。 蜘蛛もいるけど、蜘蛛は地面じゃなくて壁とか塀にいる。地を這っている人たち は、壁には登ってこないので僕の家の中にもあまり入ってこない。銀マットの床と壁のあいだには隙間があるけど、ここからもあまり入ってこない。蟻は入ってく る。今回はいないが。蟻には多分、壁と地面という概念がない。地面も壁も関係な く歩く。ただしルートさえ外れていれば入ってこない。 
今日の朝、来月7日からのスウェーデンでの滞在制作が急遽決まったのだけど、パスポートを再発行しなくちゃいけないのを忘れていて、いますぐこの家をどこかに置いて役所に行きたいと思ったけど、このすぐに動けない鈍さや、もどかしい歩き の遅さもこの生活の重さなのかと思うと焦りが消える。車はとても速いので、僕た ちの時間感覚や身体感覚を変えてしまった。自動車向けにつくられたバイパス道路 を歩いてるときよりも、歩行者向けにつくられていた旧道を歩いているときのほう が、道幅がからだの感覚に合っていて気持ち良い。景色も楽しい。ただしたいてい の旧道沿いの商店やなんかは潰れてしまっている。あまりにも移動と停止を二つに 分け過ぎてしまった。他の生き物たちは、こんなに移動と停止を分けて考えている ようには見えない。 今日は玖珂のお寺からずっと2号線(バイパス)を歩いてきて、途中から山陽道 (旧道)に切り替えた。バイパスは自動車の通行量が多いけど、山陽道はあまり走 っていない。この道路は多分地元の人しか使っていない。バイパスを歩いている歩 行者には一人も会わないけど、山陽道では何人かとすれ違った。でもたいていの人 はちょっとした移動でも車を使ってしまう。それがどういう結果をもたらすのかは 考えないで移動してしまう。僕たちは何も知らずになんとなく生きてる。SNSを開 発したのもアメリカ人だし、SNSのせいで自分と人と比べちゃって生きるのがきつ くなって、銃を乱射しちゃうのもアメリカ人。 


今日は玖珂から23キロくらい歩いて、山口県下松市の花岡八幡宮という神社があ るあたりについた。1軒目に敷地を交渉したお寺は「うちは全部断っちゃうから。 申し訳ありませんね。」と断られた。2軒目のお寺のおばちゃんがお寺の会館の駐 車場を貸してくれた。「うちも今までいろんな人が来てるから。アーティストを目 指して彫刻してる人もきた。」と言ってた。 


家を置いた後は今日こそはお風呂に入ろうと思って近くでお風呂場を探し、電車 (岩徳線というワンマン電車)で2駅の徳山駅まで行き、駅から歩いて10分くらい の「文化湯」というお風呂場に行った。ここがまた良いお風呂場で、シャワーがつ いてなくて、お湯と水がでる蛇口がある古い型の銭湯だった。体を洗ってたら、地 元人っぽい若いにいちゃん二人組が「初めてかもなー」と賑やかに入ってきて、 

「まずは、」といいながら椅子と風呂桶を取って「まずはそれだね。いろいろたいへんだねえ。」

「これがお湯、、熱!!熱い!なるほど、ここでお湯と水を混ぜて使う。どっちもお湯ってことはないよな。、、熱!熱い!」

と楽しそうにしている。お風呂からでた ら番台さんが「熱くなかった?入れた?」とが声をかけてくれたりもする。

「出張ですか?」と聞かれたので「出張みたいなもんです」と答えたら「みたいなもんがあるんだ」と笑っていた。

今日の敷地。大師様の足元。トイレ・洗面台は、歩いて5分くらいの公園のものが使える。

 

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6月 14, 2016

昨晩は、昨日で終了したギャラリーGのTシャツ展の打ち上げに参加させてもらって、そこで手作りのたこ焼きとか、出前のお好み焼きとか食べさせてもらいそのあと、すこしだけ美音異星人さんに会えた。広島では美音異星人さんの他にも「バーグ」さんとかアサラト奏者の「メンダー」さんとか、他にも正体がよくわからない愉快な人達とたくさん会えた。メンダーさんにはアサラトをもらってしまった。今日の午前中は仕事を休んでまでアサラトをレクチャーしてくれた。練習しなくてはいけない。まだ話し足りない人がたくさんいる。また来なくては

お昼前に、ギャラリーGで知り合ったよしきくんがトラックをだしてくれて、山口県岩国市にある山賊村という所まで送ってくれた。広島人ならまず知らない人はいないスポットで、免許を取ったら一番最初に遊びに来るところらしい。滝と池と神社とレストランとお土産やさんがあって、あちこちに観音様や恵比寿様やトトロがいる。鯉のぼりも提灯もすごい。

 

ここでよしきくんと昼ごはんを一緒に食べて別れた。そんで山賊村から2キロくらい歩いて、玖珂駅の近くまで来た。駅の近くにある保育園を併設したお寺で敷地の交渉をしたら、人の良さそうな住職さんが快く許可してくれた。

 

そのあと、お風呂に入ろうと思って電車で川西駅まで行って、「錦帯橋温泉」に行ったのだけど、日帰りで入れる温泉が観光ホテルにしかなくて、そこが1700円かかる。高いのでとりあえず散歩して考えようと思い、錦帯橋を渡ってアサラトを練習しながら歩き、散々悩んだ末に入るのをやめた。今日は2キロ弱しか歩いてないというのを思い出したのが決め手に。そのまま電車で戻ったので、ただの錦帯橋観光みたいになった。

 

錦帯橋はとても美しい橋で、山と川に囲まれたまわりの景色も最高なんだけど、道路沿いに並んで建っている建売住宅が景色から犯罪的に浮いてる。

 

今はお寺から歩いて15分くらいのところにあるスーパーのイートインコーナーでパソコンを開いている。さっきまでキャップをかぶった色黒のおじさんがお茶をのんだりラジオを聴いてたりカップ麺を食べてたり自由に振舞ってたけど、いまは僕の他には客はいない。クーラーが効きすぎて寒い。


山口県岩国市玖珂町本町上

今日の敷地にはお風呂場がないので、代わりに「さらさらパウダーシート」を買った。トイレはお寺のものか、駅にある公衆トイレを使う。

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6月 13, 2016





しばらく留守にしてたけど、昨日広島に戻ってきた。いまギャラリーGでは「HAP T」展をやっている。HAPは未成年向けの「放課後デイサービス施設」(発達障害の子とかが多い)で、ギャラリーGのオーナーさんが運営している。ここの指導員は画家だったり、パフォーマンスをするアーティストだったりする。美音異星人さん

HAP T展ではそこに通ってる子たちが描いた絵をTシャツにして、100種類作って展示販売してる。1枚売れるごとに500円、そのTシャツの作者のもとに払われる。良い。

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6月 01, 2016



広島県広島市中区上八丁掘

 

30日からは、小豆島で出会った人が勤めている「ギャラリーG」というスペースの中を敷地に借りた。ちょうど展示替えの時期で、しばらくはここを敷地に借りる。トイレは中にあるし、お風呂場も少し歩いたところに「音戸温泉」という面白い銭湯が、流川という歓楽街のど真ん中にある。

このギャラリーはいまのところは広島市で一番高いビルの敷地内にある。天井が高くてガラス張りなので、カーテンを開けると外みたいになる。まわりには美術館や裁判所や県庁がある。

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広島県東広島市西条町下三永0528

5月 29, 2016

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広島市内の商店街にあるサンマルクカフェにいる。日曜日なのもあって店内はとても混んでるし、外も人がたくさん歩いてる。耳栓をしてパソコンにむかっている。

昨日は曇っていて気温が低くて歩きやすい日だった。竹原市の湯坂温泉のあたりから17キロくらい歩いて、東広島市の西条にある一軒家の駐車場を敷地に借りた。学校図書館の司書をやっていたり、図書館で働いていたりする人たちが集まって月に1度の読書会をやっていたり、子供への読み聞かせをやっているグループのうちの一人の家で、絵本を読んで僕のことを知ってくれていて、路上で「うちに来てください」と声をかけてくれた。夜はグループのメンバーと家族が集まってきて宴会になり、夜遅くまで教育の話やら本の話やらでもりあがった。月に70冊くらい本を読んでる人もいて、図書館や学校でのYA(ヤングアダルト)コーナーの選書に人生をかけてた。歴史も古くて、25年以上前から毎月広報の新聞を発行しているらしい。

宴会がおわって夜寝る時に「それじゃあお休みなさい」といってその人の家を出て駐車場に置いてある自分の家に帰るのはちょっと笑ってしまう。僕が寝てないときの僕の家は、長いこと人が住んでない空き家みたいで、ここに人が寝れるという感じがしない。でも僕が入って荷物をひろげだすと、あっという間に寝れそうなあったかそうな家になる。



広島県東広島市西条町下三永
今日になって、今度は別の人づてに知り合った西条在住の彫刻家の石丸さんに軽トラを出してもらい、家を積んで広島市内まで送ってもらった。西条からここまでは35キロくらいあるので大変助かった。石丸さんは2歳の時に被爆しており、それから平和記念公園の献花台をつくったり石碑をなおしたり、広島の歴史と一緒に生きてきたような人だった。円谷プロでも働いてたことがあるらしく、成田亨さんともよく飲みに行っていたらしい。

 

お昼に広島市についてからは、今晩結婚記念パーティーを開催する友達夫婦と合流して、旦那さんの職場に家を置かせてもらって今にいたる。なんとかパーティーに間に合った。



 

広島県広島市十日市町

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5月 27, 2016

お金はみんなが使うものだから、「みんなが『これならお金になりそうだ』と思えるものが仕事になる」という前提が、お金を使う人全員の中で了解されていると思 い込んでいる人(自分が思考できる世界が、世界のすべてだと勘違いするパターンに似ている)が多数なんだろう。なので「これはお金にならなそうなのに、こいつは生きてる。なんでだ?」という相手に会うと、嫌悪感を示す。なぜ嫌悪するのかはまったくの謎。
今は広島県竹原市の湯坂温泉という小さな温泉街(夜になると蛍がたくさんでそう な綺麗な川と田んぼと、あとうるさい国道にも囲まれている)にあるかんぽの宿の ロビーにいる。今日のお風呂場は久々の温泉。なんと日帰り入浴が600円→300円 のサービスデー(G7とは関係なさそう)だったのでラッキーだった。家はここから 1.5キロくらい離れたお寺に置いてある。トイレと洗面はお寺の近く(といっても200メー トル以上は離れている)のコンビニのを使えそう。 



広島県竹原市新庄町

今日は三原の道の駅を10時ごろ出発して、23キロ歩いて竹原市の新庄町というとこ ろに夕方ついた。これまでの海沿いの町から一気に山のほうに入った。お寺が一軒しかなかったので不安だったけど、そこが幸いにも敷地を貸してくれたので助かった。 普通の道ならまだしも、歩道のない上り坂をヒーヒー言いながら家を背負って、そ ばを通る大型トラックにあおられ、草をかき分けながら歩いてて、そんななか車を 脇に止めて、写真を撮ったり、ひどい時は「おーいなにやってるのー?」とか声を かけてくる人たちは、つくづくのんびりしている。 

このかんぽの宿に来る途中の道路沿いで、巣を作っている蜘蛛をみつけた。だいたい夕方になると蜘蛛は巣を作り始めるけど、これを見つけると嬉しくなる。彼女が一生懸命働いている間にも、道路ではトラックが何台も通り過ぎて行った。忙しさが似ていると思った。

松本で今年店を開くために物件をリノベーションした自分たちとも重なった。店を構えるにあたって立地はとても大事なポイントの一つだ けど、蜘蛛にとっても立地は大事なんだろう。この蜘蛛は、歩道沿いの手すりに巣を張っていて、あまり良い立地には見えなかった。

ロビーにあるテレビのチャンネルはNHKで、今日オバマ大統領が広島市の平和記念 公園で献花し、スピーチし、被爆者と言葉を交わしたこと映像が流れている。スピーチの全文をあとで読まないと。 

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広島県三原市糸崎0526

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5月 26, 2016

今回のヴェネチアビエンナーレ建築展は見に行かないといけないな。アレハンドロ・アラヴェナがディレクターで、かつ日本館のテーマが「en:(縁)」でかっこいい。出品されている作品たちやステートメントをみると「よくやってくれた」と思 う。ネットでしか見てないけどいまの日本の状況をちゃんと捉えてると思う。鍵を 集めてよくわからない網をつくったりするのと大違いだ。ヴェネチアビエンナーレ が美術展より建築展のほうが面白そうに感じるのはなんでだろうと考えてみると、 建築家たちは、いろいろ解決できない問題や葛藤や妥協はあるだろうけど、現実に解を出して問題を解決しようとしているからかもしれない。社会的なことを扱うような美術展はほとんど「~と見せかける」ので、現実には全然問題が解決しない。問題を取り扱っているふりをしていると感じたりする。建築よりももっと長いタイムスパンで、もっと脳的に考えている。それはそれでなにか役割はあるのかもしれないけどよくわからない。 建築家は「他の人が使う建物を、自分の作品として発表してるのが傲慢だ」と昔思ったりもしたけど、むしろ人が使う建物を自分の作品としてつくるということの中に、建築家の社会的な役割があるんだろうと思う。

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お昼をまわってから尾道のお寺を出発。朝、お寺の人がおにぎりと卵焼きとサラダ を作って出してくれた。ありがたい。お礼にこのお寺の絵を描いてコピーして言葉 をそえてプレゼントした(これは小豆島を出発していこう毎日やっていることだけ ど)。 伊勢志摩ではG7主要国首脳会議が始まったらしい。明日にはオバマさんが広島にく る。安倍首相も来るらしい。でもオバマさんが来ようが安倍さんが来ようが29日 の結婚パーティーは動かないので、広島市が厳戒態勢だろうとなんだろうと向かわ ないといけない。

尾道はとてもいいまちだった。山にはロープウェイもあるし、海にはしまなみ海道 もあるので、またサイクリングなどやりに今度は観光で来たい。尾道の人にメール で教えてもらった尾道公会堂の建築も面白かった。でも解体工事中だったのでよく見れなかった。隣にある市役所(だいぶぼろぼろだけど)も合わせて、町の雰囲気 をつくってる大事な建物だと思った。市役所も解体されるらしい。センスがない。

歩いてる最中に事件があった。トイレに行きたくなったときに近くにあるとは限らないので、僕はいつも空のペットボトルを持ち歩いて、そこに小便をしたりしてい るのだけど、今日はリュックの左側のポケットにそのトイレ用のペットボトル(お 茶のボトル)を入れていて、右側のポケットには本当にお茶が入っているお茶のボ トルを入れていた。それで早い話が自分の小便とお茶を間違えて口にしてしまっ た。口にいれてすぐお茶の味ではないと感じたので反射的に吐き出した(でも味は それほど変な感じではなかった。意外。)。尿の98パーセントは水らしい。海で遭難したときに、自分のおしっこを飲めるかどうかで生死が分かれることがあるけれど、今回の一件でそのハードルがぐっと下がった。

11キロ程度歩いて、三原市に着いた。着いた時に「八幡様は大分の宇佐が本社だと されているけど、私が知る限りでは本当は三原だったと思う。日本書紀に偽りがあ ると思う。」と話すおじさんと出会った。

三原には国道沿いに道の駅があることが 事前に分かっていたので、そこで敷地の交渉をしたら「いいですよ」と言ってくれ た。丘の上の、とても眺めがいい敷地。三原の街並みと、海沿いにある工場と、瀬戸内海と、しまなみ海道が通る島々が一望できる。


広島県三原市糸崎

三原には銭湯がなかったので、お風呂場は電車で戻って尾道駅近くの銭湯にした。 トイレ・洗面は道の駅のものを使う。(全国の道の駅のトイレは24時間使える)

 

まばらに灯りがついてる家々の夜景のなかで、イオンが煌々と光っている。いま22時半。夜景はとても綺麗。東京の病的な量の灯りのじゃなくて、生活の灯りの綺麗さ。

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広島県尾道市長江0525

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広島県福山市寺町0524

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5月 25, 2016

尾道のコインランドリーにいる。洗濯機が回り終わるのを待っている。そのあとは乾燥機に移さないといけない。
今日は朝雨だったけど、すぐにやんでくれた。10時前には福山の寺町を住職やお寺の皆さんに見送られながら出発して、国道2号線沿いに20キロくらい歩いた。 

道中、パトカーから「ガンバッテー!ガンバッテネー!」と声をかけられた。その後別のパトカーの警官から久々に職質をうけた。警官の話によると、オバマ大統領 の警備がきびしくなるのは三原の空港あたりかららしく、尾道市のあたりはむしろ警官が減っているらしい。 
あともう少しで尾道の市街地に入るというあたりで、やたらテンションが高くてよ くしゃべるお兄さんに話しかけられた。最初は「こんな重いもんを運んで旅してる んだから根性があるに違いない。うちで雇おう」みたいに思っていたらしい。

「うちシャワー使えるよ!尾道東高校にまできたら電話くれれば、迎えにいくよ!」 

「お待ちしてまーす」

 と言って別れたのだけど、東高校に着いて電話したがつながらず、30分くらい待 って何回かかけたけど結局繋がらなかったので、あきらめて自分で敷地をさがすことにした。 
尾道は川と山に挟まれた坂の多い町で、お寺も多い。これだけお寺がおおいと「どこかではOKもらえるだろ」と安心できる。

お洒落な雑貨屋さんとかカフェもある。道が複雑に入り組んでいて路地もたくさんあり、歩いていて楽しい。道を走る車も歩行者を優先してくれる雰囲気がある。昔から観光地だけど、ここ最近有名になったと町のおばちゃんが言ってた。
1軒目に訪ねたお寺は

「住職さんが今出てるのでなんとも…」

と断られた。 

2軒目ではめちゃ人の良さそうな若い住職さんがでてきて 「ああ、いいよ。好きなとこに」 と笑って快諾してくれた。トイレも境内にあるらしい。お寺の庭の手入れをしていたおばちゃんやおじちゃんた ちも、かなりウェルカムな雰囲気で迎え入れてくれた。「ちょっと散歩してきます」と言ってお寺を出るときに「いってらっしゃい」 「迷子になるんじゃないよ」と言われた。 


広島県尾道市長江
家を置いてまずはお風呂に入ろうとおもったけど、もう換えの服がない。三日分の下着ではさすがに回すのが大変なので、Tシャツとパンツを町のイオンで買って、その近くに運良く銭湯があった(尾道は銭湯が3軒もあった)ので入り、またその近 くに運良くコインランドリーがあった。この文章を書いているあいだ に、一人お兄さんが来て洗濯機の中の服を回収し、しばらくして別のおじさんが一人来て、洗濯機のなかの服を乾燥機に移して帰っていった。 

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5月 24, 2016

昨日の夜、福山駅まで電車で行って「ゆらら」というスーパー銭湯でお風呂に入り、付属してる食堂でご飯(カツ丼)を食べ、そのあと福山駅前(福山駅周辺も結構な都会っぽさ)のカフェにはいって日記を書いたりするまでは良かったのだけど、いつのまにか十時半になっていて、電車で帰ろうとしたら十一時九分の終電し かなくなっていた。 笠岡の学習塾の裏に置いてある家に着いたのは夜中の十二時くらいになってしまっ た。人の敷地を借りて置いてある家に帰るのが遅くなるのも申し訳ない。寝るのが 遅くなるのも嫌だ。一昨日はとても早く寝た。規則正しい生活をしている。たぶん 1日のなかでいくつもの締め切りがあることが、規則ただしい生活につながって る。家を移動させる(これが一番きつい)、敷地を交渉する(貸してくれる人は仏 様のように見える)、絵を描く、お風呂に入る、日記を書く、二日に一回は洗濯する、充電できるところでは充電する(パソコンとiPhoneのバッテリー残量のことを 常に考えている)、その他の仕事。これらを頭のなかで組み立てながらひたすらこなす。一瞬一瞬が仕事のような感覚になっている。広島についたらしばらく家を移 動させるという締め切りがなくなるので、生活が規則正しくなくなるかもしれない。 
今日は朝10時ごろ笠岡を出発して、17キロくらい歩いて福山市にたどりつい た。いつのまにか広島県にはいってた。途中でよったコンビニで話しかけられた人からスーパー銭湯「ゆらら」の無料チケットを一枚貰った。嬉かった。風呂代が浮く。 

歩きながら割と大きなムカデの死体を2匹見た。そういえば早島のお寺の境内で家 を置かせてもらったときは、家から15メートルくらいはなれた路上で同じ大きさ のムカデが歩いててぞっとした。笠岡では住人から「ムカデに注意!」と言われ た。最近はムカデに縁がある。 

福山の印象は、道路の舗装が綺麗だ。市街地にいくと段差がほとんどない。歩きやすい。 

福山では「寺町」というお寺がたくさんある地区(同じ名前の地区は別の県にもい くつかあった)で敷地の交渉をしようと思い、家を路上に置いて訪ねた一軒目のお寺で、若くて男気溢れるお兄さんがでてきて「あんた変わってるなー。普通テントだろ。べつにうちの境内でもいいよ」と許可してくれた。 


広島県福山市寺町
いまはゆららでお風呂とご飯(焼いた鯖と天ぷらの定食)をすませて(「すませ る」という表現がぴったり)、いまは福山駅前のドトールカフェにいる。席には電 源があるのに、充電ケーブルを忘れたことがここ数時間で一番深刻なミス。店内にはひとり客か二人組しかいない。3人以上のグループの客がいない。な ので割と静か。人は3人以上になるとうるさくなる。 4日連続で移動したので疲れている。こんな連続で移動したのは初年度くらいだ。 でもあと5日連続で移動しないといけない。ほとんどマラソンにちかい。ここから広島まであと100キロちょっとある。

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0523岡山県笠岡市笠岡

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5月 23, 2016

マスターに見送られながら玉島をお昼前に出発。17キロくらい歩いて、笠岡につ いた。今日は途中までNHKラジオ、途中からはネットでラジオドラマを検索して片 っ端から聞きながら歩いた。ラジオで「CDよりもレコードの方が大きくて集めるの が楽しい」「確かにモノ感がありますね」というやりとりがあって、これは定住し ている僕たちの営みだよなあと思ったりした。僕は音楽は好きだけどCDもレコード あまり持ってなくて、特に移住生活のあいだはCDなんて常時使わないものは持とう という気にならない。音楽はYoutubeで聞くか、iPhoneに入ってる。iPhoneとネ ットがなかったら今の僕は音楽を聴いたりなどの文化的なことは全然できないだろ う。ラジオドラマは「父子水」「優しさごっこ」「十円玉」「山霧の深い晩」を聞 いた。
5時前に笠岡についたら道路のマンホールとかにカブトガニの絵が描いてあった。 カブトガニの繁殖地らしい。敷地を探すためにお寺を探して歩いていて、個人経営 の学習塾の前を通りかかったとき、気の良さそうなおじさんが「写真撮ってい い?」と話しかけてきた。この人が先生っぽい。敷地を探していてお寺に向かって いるという話をしたら「うちの塾の裏側でよければ、そこにあるトイレもつかって いいよ」と言ってくれた。あっさり決まってくれた。助かった。「トイレはここ で、お風呂は貸せないけど水はこれが使える。この水は飲まないほうがいいな」。 家を置いたら「学生なの?」と気かれたので持ち歩いてる「家をせおって歩く」の 絵本を見せた。 (この本ができてから、僕が何も説明しなくてもこの本を見てもらえればだいたい のことが伝わって、みんな納得するらしい。この本は僕の活動内容だけじゃなく て、こういう方法で収入を得ているということまで伝えてくれる。収入については 「芸術祭に出たり」とか「絵を売ったり(驚いたことに「絵を売る」というと、ほ とんどの人は『路上で自分の絵を広げて道行く人に売っている』というイメージを 浮かべるらしい。美術はどれだけ無力なのか)」とか「文章を書いたりして」とか っていう説明で全然理解できない人でも「この活動を絵本にもしてます」っていう とみんな突然納得する。)
先生はとても気に入ってくれて「すごい。生き方としてこういうのもあるのか。ち ょっともうすこしこの本借りてていい?ここはどうぞ自由に使ってください」と言 って絵本をもって塾の中に入っていった。


岡山県笠岡市笠岡の学習塾の敷地

僕は昨日と同じようにすぐ絵を描き始めたけど、数十分か描いてたら蚊がでてきて 断念した。明日の朝に続きをやる。今日も汗だくだったのでなんとしてもお風呂に 入りたかった。笠岡駅の近くにはグーグルマップでは銭湯が一つあったけど最近潰れたらしい。なので電車で福山駅まで行くことにした。
すこし笠岡の町を歩いてみたけど、この町並みがまたやばかった。
基本的には歴史の古い町っぽく、位の高かったであろう立派な蔵造りの商店建築がたくさんあった けど、どれも老朽化が深刻そう。でもそれ以上に、町のあちこちから狂気がはみ出していてやばい。








お風呂場は福山駅から歩いて15分くらいの「ゆららスーパー銭湯」を使った。

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0522岡山県倉敷市玉島中央町

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早島町のお寺から17キロくらい歩いて、今度は玉島という町にきた。ラジオとPODCASTを聞きながら歩いて た。ラジオは今この瞬間にフォーカスしたメディアなので、聞きながら歩くと気持 ちのバランスがとれる。 昨日も思ったけど、岡山県は側溝がとても多い。しかもその幅が広くて底が深い。 よそ見して歩いてると落ちちゃいそう。
今日もお寺から敷地交渉を始めた。1軒目のお寺は歴史の古そうな立派な寺院で、 人のよさそうな男性が、「まあそこにお座りになってお待ち下さい」と丁寧に対応してくれた。
「いま住職と電話で相談したのですが、ここ最近賽銭泥棒が出てまして、昨日も夜 泥棒と鉢合わせて、大きな賽銭箱をひっくり替えされていて、見つかったら走って 逃げていくという感じで、物騒なので、申し訳ないんですが何かあったときに責任 も取れないので……」

とのことで断られた。
2軒目に行ったのは神社で

「そういうのは、ここではできませんから。許されなくなってるんです…」

と手短に断られた。最後に呟くように「許されなくなってるんです…」と言ってた のが印象に残った。
ちょっと気が萎えたが、次のお寺に行こうと歩き出したところ、 という川沿い に立っている焼き鳥屋のそばで

「お兄さん。それなにやってるんですか。イベントですか」

と男性に声をかけられた。

「イベントというか、まあ一人でイベントやってる感じなんですが…」

とか言って 事情を説明して、敷地を探していると伝えてみたら

「この店の駐車場とかは?ちょっとマスターに聞いてきてあげる」

と言ってくれて、その百萬両の常連らしき男性がマスターに代理交渉してくれた。 すぐに出てきて

「OKだって。まあ、そこにおいてゆっくり休みな」

とのこと。助かった。毎度思うけどこの瞬間が一番嬉しい。このとき夕方の5時半ごろ。


岡山県倉敷市玉島中央町

家を置いて、明るいうちにと思ってすぐにその路上で絵を描いていたら、マスター が出てきて「えらいこと始めたなあ」と言って出てきて。 「あんたがよく寝れないと嫌だから」と蚊取り線香を差し出してくれた。思慮深そ うな良いおじさんだった。「蚊取りのスプレーをもってるんで大丈夫です」と断ったのだけど、あとで聞いたらこの蚊取り線香は、僕が到着してすぐにマスターが買いに走ってくれたらしい。
夜、常連に混じって百萬両でご飯とお酒をいただいた。ここはもともとマスターの 親が始めた八百屋だったらしいのだけど「朝は市場までいくから早いし、夜は遅い し、野菜も残ったやつは腐っちゃうし、これではいかん」と思って30年くらい前 に焼き鳥屋を始めたらしい。 いまでは川の向かい側で喫茶店も経営していて、常連のおじさん曰く「毎日朝から 晩まで働き詰め」。

集まってくる乗船の人たちもみんな顔なじみらしく、良い人ばっかりだった。みんなから「先生」と呼ばれてる常連のおじさん(散髪屋さん)に

「玉島ってきいて何か思い出すものはありますか?」

と聞かれて
「ないです。玉島という町を知らなかったです」
と言ったら

「そうでしょうね。良寛っていう人はわかりますか?玉島は良寛が若いころ十三年 くらい住んでいた町なんです。晩年は越後に戻ったけど、それまでに住んだ町では 玉島が一番長かった。それで私は越後に通っていて、向こうの人と相談して、玉島 や越後の人たちに、玉島と越後の素晴らしさをしってもらう活動を始めようと思っ てるんです。東京ばっかりが良いというわけではないと。こんな人も玉島にいるっ ていうことを知っておいてもらえれば」
と話してくれた。

お風呂場は歩いて40分くらいかかるスーパー銭湯みたいなところに行った。トイレ と洗面は、すぐ近くに公衆トイレ(常連のおじさんたちいわく「半月くらい前にで きたばっかり。おれもまだ使ったことがない」らしい)を使った。
いまは若干急いで広島を目指してるからっていうのもあるけど、この生活は時間が 距離に置き換わる。僕の中では早島町は「5月21日の町」で、玉島町は「5月22日 の町」ということになっている。

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0521岡山県都窪郡早島町

5月 22, 2016

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